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脚本担当:2+㌧ R・ヘマニウム ミリメイク 21ミリ後半 ナレーション 「ひ~ぐらしのな~く~頃に~解…」 (11:35) ナレーション 「え゛~そこにあっだのは小学校。そこにあったのは小学校だった」 (11:40) タケヨシキ 「もしもし、こちらATA,こちらATA。俺はただのオペレーター! 俺はお前らの味方になぞならないぞ未来から来た純一! もう俺は鈴木の彼女と一緒にやってらんねぇ!鈴木の彼女のみたいな!裸で寝るような気持ち悪い奴と一緒にやっていくことなんてできねえんだ! そんなような奴に、俺はいが…何でだッ!何でそうはいかないんだ!俺にも教えてくれ! どうすれば…。ちくしょう、俺はこれから予備校がある、俺は帰るからな! 予備校があるんだ。三時から、夜間の予備校に通っていた。もうやってらんねえ!」 (11:43) ATA隊員A 「そうですか、そうですか…!じゃああなたは勉強しているのですか? 勉強するのですか、じゃあ是非がんばっていただきたいものですが」 (12:13) タケヨシキ 「俺の受験のことなんて心配してんな!それよりも、鈴木の彼女を潰しにかかんだ!あの女、あの女は気に入らねえんだ!」 (12:19) ATA隊員A 「何でデースカ!」 (12:25) タケヨシキ 「なぜかと言うと、なぜかと言うとな!あの女は、別に俺はあの女が裸で寝ているから気に入らないとかそういうわけじゃねぇ! あの女は昔俺を昔俺を騙した!あの女は俺の元カノなんだよ! 俺はあの女に貢がされた!貢いで貢いで貢ぎまくった!カラオケ代も貢ぎまくったんだ!」 (12:27) ナレーション 「鈴木の彼女はカラオケが大好き。行けば、よもや行けばパフィーを歌いまくるという性質をもっていた。 アメリカンなのにJポップが大好きな女。それ故に、カラオケのフリータイムですず、鈴木の彼女にボッタくられた! ボッタくられたタ、タケヨシキだった。タケヨシキ、ああかわいそうなタケヨシキ!」 (12:42) 鈴木 「タケヨシキ!…そうか!じゃあ俺もボッタくられてると言うのか!タケヨシキ!」 (12:59) タケヨシキ 「そうだ、お前はげん、現時点での鈴木の彼女の恋人だろうが、今のうちに言っておく、あの女はロクなもんじゃねえ! あの女はカラオケのフリータイムに行っては、カラオケのフリータイムに行っては飯を食っては、飯を食ってはドリンクを飲む! そうして金を消費して、俺がどれだけ今まで金をつ使ったと思ってるんだ!鈴木の彼女の、に…相手に軽く三万円は使っているぞ! 軽く三万円はあいつのせいでスられた!」 (13:04) タケヨシキ 「開けろー!開けるんだお前らー!!ハァ・・・」 (13:26) ナレーション 「そこには佐藤はいなかった。ホモ然とした鈴木」 (13:28) ATA隊員B 「あれは…!鈴木はいなくなったと言うのか。鈴木!あの野郎」 (13:34) タケヨシキ 「なるほど遅かったのか。そうきたか。あの野郎!早く、一刻も早く鈴木の彼女と別れさせてあげないと」 (13:38) ATA隊員B 「そうです」 (13:44) タケヨシキ 「鈴木の彼女と別れされてやらないとアイツがかわいそうだ!絶対にあいつは騙される!あいつはきっと傷つくハメになる…!」 (13:48) ATA隊員B? 「そうですね」 (13:51) アヒル 「グワッグワッ」 (13:52) ぞよのおじいさん 「タバコを吸いながら話すのもなんじゃぁ!鈴木の彼女の野郎、あれで悪女だとは」 (13:53) ポンパイツェン 「そうです悪女なんです。鈴木の彼女の情報は私もあまり知りませんが、さ、あまり知りません。 アメリカから来たという情報しか知らない」 (13:58) ぞよのおじいさん 「フゥ~まあよもやアメリカから来て!何かしらトラウマがあった!」 (14:06) 未来から来た純一B 「そうなんです、鈴木の彼女さんにトラウマがある!」 (14:10) ぞよのおじいさん 「鈴木の彼女はトラウマがある!信じた男に騙され、信じた男にだまされたんだ!」 (14:11) ポンパイツェン 「信じた男に騙されてから」 (14:17) ぞよのおじいさん 「信じた男に騙されてから、もう男を騙すことでしか快感を得られなくなった! そして宗教に騙す、宗教に騙されるようになった。それが鈴木の彼女じゃ。ワシは何でも知っている!」 (14:20) ナレーション 「鈴木の彼女はそのトラウマを持って」 (14:30) タケヨシキ 「鈴木の彼女、あの女は絶対俺が殺してみせるぜ。ATAなんてもう所属しねえ」 (14:32) 先生 「こんにちは」 (14:39) タケヨシキ 「あっ先生どうもこんにちは」 (14:40) 先生 「俺が先生です。英語の先生。英語特高の先生です。どうもよろしくこれからも」 (14:42) タケヨシキ 「ああどうもよろしくおねがいします」 (14:46) 先生 「英語特高の授業さぼっちゃだめじゃないか、タケくん」 (14:47) タケヨシキ 「うぅ~そうは言っても、俺だっていままでATAの活動があったから…」 (14:50) ナレーション 「受験とATAの活動の狭間で悩むタケヨシキ。脱サラしていが、医者になろうとするタケヨシキであった」 (14:54) タケヨシキ 「あぁ~俺はどうすればいいんだ。鈴木の彼女っ!!」 (15:02) 先生 「鈴木の彼女さんを、鈴木の彼女さんを殺そうと言うのですかあなたは。鈴木の彼女さんはあなたは騙された記憶をなくすんです!」 (15:05) タケヨシキ 「そうは言っても俺は未練を捨てきれない!騙された記憶は今スグに忘れろ!騙された記憶は忘れてそして勉強に熱心に!勉強に集中しろというのかお前は!」 (15:13) セミ 「ミ~ンミミミ~ンミンミン。ミ~ンミミミミミンミンミン」 (15:20) ナレーション 「そうだった、鈴木の彼女」 (15:26) タケヨシキ 「鈴木の彼女!鈴木の彼女!お前はなんだ、何で来たんだ」 (15:27) 鈴木の彼女 「ねえ、タケ。あのとき私はあなたを騙した。タケ」 (15:32) タケヨシキ 「ああ俺はタケだ!何か文句でもあると言うのか!」 (15:35) 鈴木の彼女 「あなたを騙したくはなかった」 (15:37) タケヨシキ 「え…」 (15:38) 鈴木の彼女 「あなたが、あなたが裏切ってくれるのなら私は貴方に…」 (15:39) タケヨシキ 「なんだ?何を言うんだ。俺は何を言っても屈しないぞ!この野郎!知らねえ!あんな奴なんて知らねぇんだ…。 あんな、あんな。悪い女、あんなズルイ女。でもちょっとだけいい女だったよ。そのぶんズルイ女だけど…」 (15:43) ドア係 「ししょう…」 (15:56) メガネの男 「失礼します。失礼します。何だぁ!?」 (15:57) ぞよのおじいさん 「やぁ~こんにちーは。こんにちはだ!鈴木の彼女の陰謀についてこれから話したいことがある」 (16:02) ナレーション 「そこに集まっていたのはジェニファー軍、つまり全日本ロリコン教会のロリータファントム!」 (16:06) ぞよのおじいさん 「ロリータファントムのメンバーに話したいことがあるんだ!鈴木の彼女とジェニファーについて、重要な相、重要な相違点が分かった! いまから俺はこれからそれを話そうと思う。ワシはじじいで、みんなが、みんながワシが寝ていると思っていた時間にそういうことを調べていたんだよ!」 (16:11) メガネの男 「そういうことを調べていたのですか…。わ、ちょっとだけ褒めてあげてもいいです」 (16:25) ぞよのおじいさん 「そうか」 (16:29) メガネの男 「ちょっとだけ褒めてあげます。だからみんなでそれを集めて考えましょう。鈴木の彼女、鈴木の彼女が!鈴木の彼女が」 (16:30) ぞよのおじいさん 「そうあの鈴木の彼女、ほうっておいたら明らかにジェニファーの弊害になる」 (16:36) メガネの男 「黒井沢に、黒井沢に寝返ったようにみせかけて、なぁっ寝返ったように見せかけているんですか。パー!」 (16:40) ナレーション 「じゃんけんをしていた二人であった」 (16:45) ぞよのおじいさん 「パーはグーには勝てない。本当に強いのはグーじゃ。パーを握りつぶすグーなんじゃ! そんなこともわからないお前にじゃんけんをする資格はない! わかったな!わかったなら今すぐ!お前はATAと連絡をとってこい! そして!そしてジェニファーを!ジェニファーを守るために全力を尽くすのだ!」 (16:47) メガネの男 「くっ!そうですか…。わかりました。ATAの連中にスパイとなって紛れ込んでいけばいいんですね!スパイとなって紛れ込む!」 (17:05) ぞよのおじいさん 「そうだあ!スパイとして紛れ込むんだ!スパイとなって紛れ込むんだ! とおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 (17:11) メガネの男 「はぁっ…!倒れるなんて、俺にこんなことして後からどうなるかわかってんのかこのクソジジイが! 俺は、くそじじい!」 (17:16) ぞよのおじいさん 「まあまあ、今のは冗談だから気にしないでよ。今のは冗談だから…」 (17:23) メガネの男 「俺に暴力をふるっておいて冗談とは!パンチだ!」 (17:28) ぞよのおじいさん 「投げ技だぁ!!」 (17:30) ナレーション 「そうだ…そうだ」 (17:32) ぞよのおじいさん 「技じゃない技をくらったからにはそうとはいかない!そうだ、ひしょ、飛翔脚!」 (17:34) メガネの男 「秘伝・飛翔脚をマスターしているとは!おじいさん、伊達に股の付け根からお菓子をだす能力を持っていなかったな…。この野郎! …なんだその足、この靴!お前は伝説の忍術、伝説の忍法、忍法をマスターした人間だったとは思わなかった! なるほどな!すべてがってんがいったぜ!その忍法をもってジェニファーちゃんの情報を、そしてジェニファーちゃんと黒井沢。 ジェニファーちゃんと鈴木の彼女の情報を集めたと言うのか!」 (17:39) ぞよのおじいさん 「そうじゃ!ワシはジェニファーの味方である以前に和江の味方!和江を守るためなら何だってする。 そして今回の演劇は、そういうわけじゃ!そういうわけじゃから!いままでのは冗談だから気にしないでくれぇ」 (18:05) ナレーション 「そうだった、スリッパを履いたいや、下駄を履いた、いやサンダルか?これは何だ」 (18:17) 緑の髪の美女 「こんにちは」 (18:21) 草陰 「話は聞かせてもらったよ」 (18:24) 緑の髪の美女 「そう、このおじさんを見てみなさい。このおじさんが、おじいさんに。このおじさんがおじいさんに」 (18:26) 草陰 「そうだ」 (18:32) メガネの男 「おじいさんに忍法を教えてたのはこのおじさんと言うのですか。でんじしゃ、直接の伝授者ですか、直接のでんじしゃじぇ…」 (18:33) 草陰 「そうだ、私は、私は草陰!」 (18:38) ぞよのおじいさん 「はっはっはっは!おじいさんのおかげで!完璧に私も!完璧に私も使いこなすことができるようになったよ忍法を!」 (18:41) メガネの男 「忍法を使いこなせるようになったなんてどういうことなんですか!私にもおしえてください!」 (18:49) 緑の髪の美女 「弟子入りするというのね。ふふっそれならいくらでも任せて」 (18:52) 草陰 「よしお宅、ワシの修行は厳しい!」 (18:57) メガネの男 「きお、厳しいのですか」 (18:58) ぞよのおじいさん 「そうだ!修行は厳しい!厳しい修行を乗り越えて!」 (19:00) 草陰 「厳しい修行を乗り越えて私はここまできた、俺が草陰!」 (19:03) メガネの男 「草陰さぁん!!!!!」 (19:07) ナレーション 「そこにあったのは小学校だった」 (19:09) 時計 「カチッ、カチッカチッ」 (19:11) 鈴木の彼女 「私にはわからない。黒井沢は今騙せているつもりだけど、また黒井沢は私を欺いているというの?」 (19:14) ナレーション 「心の声」 (19:20) 黒井沢 「ジェニ、鈴木の彼女さんどうしたんでやんすか?俺たちは、俺たちはがんばって、がんばって演劇をサポートしていくでやんすよ。 さきジェニファーちゃんの未来に貢献するでやんす。鈴木の彼女さん、あなたのことは露ほども疑ってないでやんすよ。 鈴木の彼女さんは根はいい人でやんすからね。だって、なか、中身が根がいい人だから」 (19:21) 鈴木の彼女 「私が根がいい人だというの?根がいい人。それは間違いではない。だけど私には欠点がある。 アメリカンカルチャーを、アメリカンカルチャーをバカにされるとアメリカンカルチャーをバカにされるとその相手を嫌わずにはいられないという最大の欠点が! そう、私のこと…」 (19:37) ATA隊員C 「まあまあ、安心しろ鈴木の彼女」 (19:54) 鈴木の彼女 「私のことをズルイ女と呼ぶなんて、許せない!そうよ、私は騙していたつもりはない!一緒に楽しく…!」 (19:56) ナレーション 「そうだった、鈴木の彼女には悪気はなかった」 (20:04) 鈴木の彼女 「はい、もしもし。こちらは鈴木の彼女です。どうしたのタケ!連絡をよこしてくれてもいいじゃない! あなた…あなたが私に寝返ってくれると言うのなら、寝返ってくれると言うのなら体をささげても構わないレベルよ! 構わないレベルなのよ!あなたなんてもう知らない!ハァ…この野郎…」 (20:05) ナレーション 「鈴木の彼女はまだ知らなかった。 鈴木の彼女の陰謀は確かにうまくいっていた。しかしその裏で何が動いていたか、そのことはまだ知らなかったのだ。 そのことはまだよくわからなかったのだった」 (20:24) 鈴木の彼女 「演劇の準備がこうしているうちにも着々と進んでいるですって!? 演劇の準備。恵子ちゃん、恵子ちゃんはジェニファー!恵子ちゃんはジュリエット!ジェニファーちゃんはオフィーリア! そして純一君はロミオ!」 (20:37) 先生 「演劇の準備は進んでいるそうだ。なあタケヨシキ!おまえも、お前も勉強で」 (20:46) タケヨシキ 「そうだ俺もA判定をとった!A判定をとったからこれからは! これからはこっちに力をいれることができる!」 (20:51) 先生 「お…A判定おめでとうタケヨシキ。まずはそれだけ言わせてもらう」 (20:57) タケヨシキ 「A判定とったんだ!しかしそんなことは今回とりあえずいい!鈴木の彼女。鈴木の彼女を潰しに行け!」 (20:59) ナレーション 「意外にもジェニファーの仲間は多かった」 (21:04) ATA隊員D 「メーデーメーデー、こちらATA,ATA,ATA。鈴木の彼女さんに応答お願いします」 (21:07) アヒル 「グァッグェグェグェ グエッ」 (21:13) 鈴木の彼女 「来たわ。鈴木の彼女である私が。相手が、相手がある程度こっちの行動を見据えているのはしょうがない。 ここからは戦いよ。お互いの、お互いの先を見ていくしかない。そして、どっちがどっちでどっちがどっちを陥れようとしているか そして誰がスパイか。そして誰に機密情報を漏らしちゃいけないか、ま、け…ま 機密情報は漏らしちゃいけない!私たち…が、機密情報は漏らしちゃいけないの。わかったわね! 演劇をこわしそう…、演劇を壊すための作戦C!作戦Cを必ず成功させるの!」 (21:16) ED ナレーション 「制作、ひぐらしのなく頃に解制作委員会。監督、こんせんしゅう」 (23:15) 鈴木 「来たのか。誰だお前は!何と言われようと!俺は! 俺の彼女は、俺の彼女は、俺の彼女は鈴木の彼女なんだ!」 (23:20) ナレーション 「そうだった。鈴木の彼女は鈴木の彼女。 飛び降りる!車が壊れた」 (23:29) ざくざく (23:33) 鈴木 「忍法草陰流をおじいちゃんから教わった。おじいちゃんから教わった甲斐があったぜ!」 (23:35) ATA隊員E 「捕まえたぜホモ然とした鈴木。俺らATAだぁ…。今降伏したら、今降伏したら許してやらんでもない!」 (23:40) 鈴木 「おるあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 (23:48) ベシン! (23:51) ナレーション 「これからはどうなる!」 (23:53) ナレーション 「この番組の提供は!GENEONジェノン!ぷらす!ふ゛ろんでぃあわーぐすあいえぬしー。ぷらす! ふんだもぅず!が、お送り、いたしました!この番組の提供は、あるじぇみすつ、そしでー、じーえぬおーえぬん。 そして!あるじぇみすつ!が、お送りいたしました。 パラッパッパッパ~」 (23:54) ジェニファー 「やぁみなさんこんにちは。私はジェニファーデースネ。 久しぶりーの出番でちょっとだけ胸がワクワクドキドキ。 ここまでの流れをまとめてみまショウ!」 (24:15) ナレーション 「ででん!鈴木の彼女の仲間は鈴木の彼女の仲間はATA軍。 そして、ATA軍はみんなを、ATA軍は全員で、こう、48時間の演劇計画を潰そうとしている。 演劇の計画を潰すことによって、そして、計画Cを実行することによって! 計画Cを実行することによって!ジェニファーをジェニファーをATAの、毒牙にさらし!そして陥れようとしているのだ! そして…、ジェ、鈴木の彼女の計画!それはハサハラ様の、ご奉仕すること!み、みんなをみんなで、ハサハラ様の協力をすることによって。 ハサハラ様のご奉仕をすることによって!ハサハラ様のご奉仕をすることによって!それによってだ!それによって…なんかする。 それによってなんとかしていく!それによってこの地球なんとかしていこうというのが鈴木の彼女の陰謀だ! そしてそれに対する!それに対する全日本ロリコン教会のみんな! 全日本ロリコン教会のみんなはジェニファーちゃんを守るために、ジェニファーちゃんを守るために演劇に必死だ!! そしてロリコンげ、ではないおじいちゃん、ロリコンではないおじいさんも和江ちゃんを守るためならなんでもする。 そして独特の忍法、独特の忍法草陰流の忍法をもって!今までさまざまな機密情報を集めてきた。忍者はスパイの力もなければいけないからね! そう、そしてここまでますます高まっていく鈴木の彼女対!え、鈴木の彼女対鈴木の彼女対おじいさんの派閥! そしてジェニファーの味方はたくさんいるが鈴木の彼女のATAの仲間もたくさんいるんだ! 公ロリ党はどうなる!こう、全日本ロリコン教会はどうなる!そしてめいこうと、めいこうと、そしてハサハラ様! ハサハラさまの、ハサハラさまのおぇ…ホウム真理教の連中も、ジェニファーと戦おうとする! そう、すべてはジェニファーが、すべてはジェニファーが物事を動かしている、そういうわけだ! この番組の提供はGENEON!GEONの…だ!フロンティアワークスアイエヌシーも、アルチェミストも提供だ!そうだ! 次回は22話!22話、次回は…22話。次回もお楽しみに!!」 (24:24)
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リトル・エクステンド 1-2 『あっちこっちで』 「ひゃうんっ! あはっ! ふあっ! 圭ちゃんんっ……やっ……ンッ! はぁんっ!!」 後ろから圭一に串刺しにされた魅音が、ベランダに面した窓ガラスに上体を押し付けられ喘いでいた。その際に魅音の胸が、圭一の背中越しからでも脇乳となって垣間見えていた。 ふたりは制服姿のまま、脱ぐ物も満足に脱がず、真夏の部屋でかれこれ三十分以上、休むことなく愛し合っていた。 圭一はシャツの前を全開にして、魅音のこの格好は、圭一の趣味だろう。スカートを脱ぎ、白のショーツに黒のハイソックス。はだけたシャツからは胸もあらわに、自由となった大きな双房はぐにゅりと窓ガラスに押し潰れて汗に塗れて、ぺったんぺったん餅ぺったん。餅搗きならぬ餅突きが行われ、ぎしぎしと窓枠を。腰からもじゅぷんぐぷんと魅音の“臼”に圭一の“杵”の打ち込まれる音が、この圭一の部屋でずっと聞こえていた。 目の前の光景に目と言わず身も心、五感が釘付けとなり、もうそのことしか考えられないでいた。 「はあっ……くおっ。あ……っ、おォおおぉオオ――ッ!!」 「ふぁ……っんはぁ……ぁあっ?! ンッあっ……ああぁアア――ッ!!」 休むことも煩わしげに、ふたりは――刹那の吐息――蜜月のキス――お互いの名を熱く呼びあい阿吽の呼吸で、これで幾度目だろうか……ふたりで高みへと達した。 普段と違う――女の子らしい――声で、女の声を上げ続ける魅音。 はたしてふたりは一体どんな貌をして、その愛を囁いているのだろう……。 圭一と魅音はこれが初めてらしく、いざ行為に至るまでには初々しいやりとりが交わされていた。 「魅音の、すげ……イイ匂いで、も……ゥ、堪ンねぇ…………」 「……け、圭ちゃ……ンぁ……ッ?! も、もう……。くすぐった……ぃアっふあーっ!」 萎えることを知らない圭一は中に挿れたまま、魅音のうなじに顔を埋め、息も絶え絶え。深く静かに熱っぽく、魅音の香りで肺を満たしていた。 「ひゃ……っ!」 「うお……っとと」 汗で滑った魅音を圭一が支えた。 「魅音……大丈夫か?」 ひどくやさしい、圭一の声。 「ぅぁ…………あ、はは……平気平気。えへへ……滑っちゃっただけだから」 「ん……そうか」 魅音の照れ笑いに圭一も笑って応え、ふたりはどちらからともなく目を細め、再び一つに。汗の滴る二房を鷲掴みにし、圭一の若さに任せた抽送が始まると、魅音の口から鼻に掛かった声が漏れ出した。 「な……なあ、魅音。尻だけじゃなくってさ…………こっちでも、やらないか……」 そう耳元で囁いて、圭一は魅音の股間に手を這わす。 「ふぁ……ん! ……もう。そっちはダメだってば…………」 「だからちゃんと外で出すって。それとも……尻に挿れた後じゃあ、やっぱり嫌か…………?」 初めてが……? 兄妹でもないのにおしりで……? 「ちっ……違うよ圭ちゃん。イヤとかそういうんじゃなくって、え…………ぇっ、と……ぁのね……」 …………あの日、だから? 「…………あの日、だから……」 「……ぅ……うおっ?! そっ、そうだったのかっ!」 圭一にしてはその一言で通じたらしい。それからふたりは真っ赤になって相手を気遣い、謝り合った。 「ねえ圭ちゃん。少し、休も? 沙都子だってもういいかげん来るだろうし……って、休んでるヒマなんてないじゃん!」 自分と圭一の格好に、魅音は慌ててシャツのボタンを留めながらスカートに飛びついた。 「そういえば、沙都子のヤツ遅いな……。 ……まさか、一学期最後の罰ゲームをすっぽかす気か……?」 紳士面から一転、おのれおのれと、スケベ面に疑心を乗せベランダへ。が、すぐに「あちーっ!」と、汗で張り付く服を脱いで着替えを用意しだした。 「魅音もどうだ、いっしょに。風呂に入らないか。ん? んん~?」 魅音もここで脱いじゃえよと、背中を向けてスカートを穿く魅音に圭一が股の、燃える槍を振りかざして迫る。 「だから圭ちゃんってば! 人の話、聞いてる?! ……もし沙都子にこんなとこ見られたら、どうするんだよ……」 「……そのつもりだったんだけどなー」 「な……なに言って……あっ?! い……つぅ……う」 魅音が強く言うとぷちゅ……という音がし、瞬間、魅音は尻に手をやった。 「まっ、先に出すもの出して、魅音も…………そうだ。沙都子が来たら、三人で入るか」 「ちょちょ……っ! ちょっと圭ちゃん。さっきからなに…………やっ?! なな! 何で下着の中、に……や……はンンぅーッ!」 魅音が身を捩りだすと、括れたウエストに引っ掛かっていたスカートが落ち掛けて、尻の一点で宙吊りになる。その内側にするりと手が滑り込み、圭一のいたずらが始まる。 「歩けるか魅音。こんな所でブリブリしない様に……俺も蓋をシテやるよ」 「あッ?! イヤ、止めて……よぉ圭ちゃひゃんっ! お、お尻なんかに……ぃ……ン……っ。挿れちゃ……やあぁ……」 下痢と、指からもたらされる刺激に、魅音は顔に玉の汗を浮かべて弱々しくかぶりを振る。「魅音さえ良ければ……シモの手伝いもシテやるぜ?」 「うう…………。圭ちゃんのいじわるぅ……」 恨みがましく呟く魅音に、圭一はからからと笑った。 その日以降沙都子は、遊びにも世話をしにも一人で、圭一の部屋を訪れようとはしなくなった。 時を戻して二週間後。すなわち、沙都子との事の後。 富田はトイレに行くと告げ、通行人からこちらが見えないくらい、林のやや深い所まで潜っていた。 緑の屋根が夏の日差しを遮り、人のいそうもない場所に辿り着き、念の為に周りを伺う。安心安全を確認後、いそいそと海パンを脱ぐ。と同時に、筒の中に残っていた精液が、縦揺れの先端から飛び出て、しなる鞭の如く白の曲線を描いた。その際に尿道を擦り抜けて行く刺激に腰が引けて、白い呻き声が漏れ出た。それでもまだ……自分も分身も熱が、抜け切れないでいた。 富田は今出たものと、海パンにこびり付いている残滓を掻き集めだした。 未だ濃厚に鼻の奥に居座る沙都子を、鼻から抜ける息と共に――彼女の尻の感触――蜜の味――を思い出しながらその手を股間へ。思った以上の感度に腰を後ろに突き出し、目の前の木に手を付くと指先に痛みが走った。沙都子に付けられた傷痕。それを見て、浮かんだ思い付きに胸がどくりと疼いた。 指をおもむろに口に含み、刻み付けられた歯形を舌と前歯で探す。舌先で溝をほじくり歯先を喰い込ませて、彼女の愛撫をなぞる。汗の塩辛さばかりだが胸がずきずきと痛むほど、富田はこの行為に興奮を覚えた。 潤滑液が加わり、ぐちゅぐちゅと聞き慣れた音にさらに高ぶっていく。ほどなくして、炭酸飲料を飲んだときに似たあのスプラッシュが目の前を弾けていき……。 「んう……ッ。くんっ……あっ……さと……ぉく……っこぉ……うっ、うつウうーッ!」 沙都子と、かつての呼び名を口に、白い想いを大量に吐き出す。 いつもとはひと味もふた味も違う虚脱感に、富田は堪らずその場に尻餅を付いた。 古手がもう少しで……へたをすると死んじゃってたかもしれないってのに……。 萎れかけのモノをぷちゅぷちゅと搾りながら富田は、自分のサルじみた衝動に呆れた。 「あ、あれ……」 放心気味の頭に生まれた隙間。そこに梨花、それとあの白い脚がふと浮かんだ。 舌の根ならぬ竿の先が乾かぬ内に、萎れていた幹に張りが戻り茎となり、むくむくぷっくりと蕾まで生ってしまった。 沙都子との最中。 自分たちの後ろがにわかに騒がしくなったことで、富田と沙都子は我に返った。それから自分たちが何をしていたのか気付き、ふたりは一瞬で離れた。 すぐ近くで車のエンジンの掛かるのはわかった。 しかしそんなことなどどうでもよく、外の出来事――夢の中から外の物音を聞く様な――沙都子もそんな感じだったと、真っ赤な顔で頷いた。 岡村と羽入の二人はいつも通り、レナに連れ去られたと聞かされた。 しかしそれは梨花を助けようと――起こっていたであろう事故を止めようとしての行動だったと――運転手の男性から、それと梨花の意見とから、その場の四人は想像した。 やはり弁当は踏み潰されていた。 富田が水着入れの中の惨状を確かめていたらその男性が昼をごちそうしてくれると、それと最悪の想像が外れたことに皆が安堵し、顔色に精彩が戻った。 も、もう沙都子は戻ってるかも……っ。 富田は、元気になってしまった竿を無理矢理仕舞って、気恥ずかしさと気だるさの残る体で急ぎ、元の場所に戻ることにした。 富田が林に、沙都子はその反対方向へ花摘みに向かい、梨花は軽トラックの助手席に座っていた。 全身、それこそ頭皮から足の裏まで汗を感じさせる、動くオーブンレンジにはあちこちに錆、錆、錆。そんな年季の入った軽トラックにエアコンなんてあるはずもなく。 それでも日陰に止めてあり、なお且つ、この大量の発汗のおかげであまり暑さは感じてなかったりする。ただし口内の悪心、それと腹部に下腹部の微熱を除いてだが。 梨花は、青筋の浮かぶこめかみ寄りに近い額に人差し指をあて、さきほどから行われていた彼女との交信を続ける。 (……羽入。いいかげん、その太いモノを咥えるのは止めなさい……。私がキムチを口にする前に……ね?) 『あ、あうっ。おっけーなのです』――『あっあっ……羽入ちゃあんっ。さきっちょばかりいじられたらあ……あうっ! すぐ、いっちゃうっ!』――『今日も羽入ちゃんと岡村くんをおっ持ち帰り~。はうー。今日はどんなことしようかな、かな』 私の脅し文句に羽入の二つ返事がし、口からずるりと違和感が抜け出た。 『じゃあ……このサラミは岡村にあげるのです』――『あうんっ! 羽入ちゃんのしゃぶった梨花ちゃんのぶっといのがお尻に……』 人のツマミをなんて所に……。岡村もナニ、いかがわしいコト言ってるのよ! レナの小脇に抱えられての色ぼけコントに、私は呆れ半分の笑いを送る。 私と羽入、それに岡村とレナの四人で顔を向き合わせて会話をしている様に見えるが、ここには私と運転席の村人のみ。もちろん、サラリーマンが外回りに使う車に積み込んでいるという自動車電話で話しているわけでもない。 自分が実体化できることを思い出した際に、羽入が取り戻した力の一つ。 言葉を使わずに私や、症候群発症者との会話、イメージを送ることで鎮めることもできる僕電波こと交信能力。富田と沙都子をついさっき鎮めたのも羽入の、この力だ。 今回の様にやや高いレベルでの急性発症でも、早期に手を打てば大事にはならないと。そして現在、レナの家に絶賛お持ち帰り中の羽入が、どこかナマイキな口調であうあうと復唱した。 実は今までも無意識にこの力を使っていたらしい。しかし無意識ゆえにその力は弱く、負の感情の籠った想いはすべからく、そして末期発症に近いほど、羽入の言葉は歪められた。 ひとつ覚えのごめんなさいではなく、うまく使っていればああも鷹野の好きにはさせずに済んだのに……。そんなぼやきは、羽入の頬を濡らす涙で流すことにした。 かつての時代の人間に絶望し、人との絆を断った羽入。負い目から、無闇に追い掛け回して仲間たちを怖がらせてきた羽入。次第に力の存在も戦う意志も忘れ、そして……時の牢獄で飼い殺されてきた羽入。 そんな己を恥じ、嘆くこの子に鞭を振るう気になんてなれなかった。だってこの子は私と同じなのだから。 何度も何度も、私の殺されるあの六月を見てきたんだ。運命に嫌気がさして何もかも、忘れたくなるのも解る……。 それにこれからは楽しいことをたくさん……みんなといっしょに何処までも、何時までも…………。まあ、それは今はこっちに置いといて……。 私は口元の緩むのを、無駄と知りつつも誤魔化すべく咳払いを一つ。そして、まだ痛む首を振って念じた。 (改めて聞くけど、岡村とレナの声がこっちにまで聞こえるけど二人とも、それと富田と沙都子は本当に大丈夫なんでしょうね?) 『岡村とレナの声がはっきり聞こえるのは、僕の力が強くなってきているからなのです。レナの中の、僕の仲間も今は大人しいので、だいじょぶじょぶ☆ 富田と沙都子も僕がさっきもみもみしてあげたから、ばっちこいばちこいべいべ~♪ なのですよ☆』 (もう……。いちいちふざけないで。 じゃあ……富田まで、入江の世話になるってことには……) 『そこまで酷くなんてないのですよ。 たぶん僕と岡村の仲にやきもちして、自分も沙都子と……って思っている内に思い詰めてしまったのかも……なのです。でもぉ~? あうあう~? 沙都子じゃなくて富田を心配するなんて、もしかして梨花は富田にホの字なのですか?』 (……ばか。小学生みたいなこと言ってるんじゃないわよ。沙都子だって……心配に決まっているでしょう) 『……歯切れが悪く聞こえるのは』 (……気のせいって言いたいけど、あんたには隠し事ができなくなったのよね……。人の断りもなく一方的に覗いてくれるから…………) 人の気も知らないで…………というか、もう知っているくせに……っ! (……羽入。親しき中にも礼儀ありって言葉、知ってる? 知るわけないわよねぇ……おつむは小学生並みだし? そのくせ胸だけは一人前。沙都子だってそう…………。 圭一をあれだけ慕っておきながら今日のアレは何? 富田といつの間にあんな仲になったの?あんたとも何かといちゃいちゃしてるし……。 私が遠慮してやってるからって…………あんたとのつきあいの長さだったら、私の方がずっと長いんだからっ! …………黙ってないであんたも何か言いなさいよ……) 『あう~。メロンがおいしいのです~』――『まだアイスとね、レナが作ったプリンもあるから。だから二人とも、また逃げたりしたら……ヤだよ?』――『りゅ、竜宮さんっ。くっ……くっ、首が苦しっ……ですっ』 私の言葉に、返事の代わりに胸を揉まれる感覚。それとメロンの味。 レナは……自分の部屋でか、羽入と岡村を両脇に侍らせ、岡村と肩でも組んで羽入の胸を……といったところか。 三人のやりとりと伝わってくる刺激で、向こうの状況を想像する。それはそうとあの鉈女……。いつもいつも羽入の体を好き勝手に……。 そのレナの愛撫は、ふたりのかぁいい姿を見る為かやさしく、岡村などはすぐに昇天していた。しかし羽入の反応は薄い。度し難いスケベだが花より団子なアレの内では、目の前の甘い物の魅力とでちょうど相殺でもされているだろうが私は違う。 求めて止まない巨乳と肉の重さ。それが弄られる快感が胸のあたりに生まれ、あたかも本当に巨乳になったかの様な錯覚に、体が嬉々と反応しだす。止まっていた汗が胸の疼きによって再び流れ始め、私の内の女も……あ……はっ……ん……っ! でもどうせなら……この手が沙都子か羽にゅンッ?! 『あ゛うッッ!』――(う゛ッ……ンンんーッッ!) 不意に走った痺れに、私と羽入が距離を越えて繋がった。 『……甘い物にだけじゃなくてレナにも、羽入ちゃんの甘い声を、聞かせて欲しいな…………岡村くんみたいに』――『……あ……うう! 乳首に……レナの指が僕のおっぱいにめり込んであ、うんっ! きっ……気持ちイイのです』――『袋のたっ、まぁアッー! 竜宮さんにっこねこねされて……っ。お尻もサラミずぽずぽされ……あっ?! いい……っ、いっちゃいっ……ア、ああ――ッッ!!』 視覚までは伝がってないので、私は羽入と目隠しをされて犯されているみたいで……。 そんな倒錯した想像に私は……女のソコかしこが疼き、蜜を垂らしてしまっていた。 汗と愛液で水着も服も、座っているシートも本当、すごいことになってきた。こんなところを、戻ってきた二人に見られでもしたら……。でも、席を立とうにもドアを開ける音で、隣に眠る彼に気付かれそうで……。そもそも足腰が立たないほどに、今の私はふやけてしまっていた。 この力はまず羽入から相手に干渉してくる上に、こちらからは交信を断つことができない。 いつ終わるとも知れないレナの辱めに備え、私はタオルでこの水溜りを吸い取ることにした。 足元の水着入れに手を伸ばした、私とシートとに生まれた隙間。それだけで、そこから低く、ぐぷりと……。慌てて手を引っ込めたら、ぐちゅぷんっと…………。 これも一種の自慰と言えるのだろうか。私は自ら流したモノがぬめる音に、鼓膜をも辱められた。 『レナの分も上げるからね……』――『ん、ん、ん……。あむ……う、んん……あう、んむ……」――『むちゅっ、ぷあ! もっと……っんっんッ、ンッくっン……ンッ!』 半開きの口内にメロンの果肉が口移しで、それと生暖かいモノが暴れる感触。対して羽入は、レナの舌を冷静にじっくり味わい、ときにいなす感が伝わってくる。 『はう……っ。岡村くっ、んは……激しいね。ねえ……羽入ちゃん。またレナといっしょに……岡村くんをめちゃくちゃにシテ、あげよ……』――『……あふう。待って、ましたのです……』――『え……もうです……あっ、ふあ……っ!』 『……岡村くんのココにアイス……挿るかな、かな……?』――『岡村……。レナがアイスを持ってくるまで、お尻の中をくーるにしておくのです。それと僕も……ん…………う、ンっ……ん、あふん……!』 ……ンっ?! 冷たっ! な……なにコレ……。 指先に……これは、氷? それを、岡村の尻の穴に挿れると羽入は三つもの塊を、自分の尻にも捻じ込んできて……。 『お尻の奥が……ぁ、冷たくてっ……りっ、梨花のおちんちンっが太くて長く、てアうっ?! おくっ……あ゛う゛っ! ごりごりし……て……ぇっ。イッ……いっ…………ちゃっあうー! りっ、りィかああァーアああ――ッッ!!』――「ンンンンうー!! あっあっー! は……っ、はにゅーううぅうあァーアああ――ッッ!!」 私は巨乳を搾られながら羽入にバックで貫かれる幻に、周囲も体裁もかなぐり捨てて、大声を上げてイッた。(あ……は…………。あっ! はあっ! やめ……羽にゅ……う。ちょ……と待っ……ぁう! いや……ぁ。はあっ……ああぁ……) ダッシュボードに額を押し付け、絶頂の余韻も治まらぬ内にきゅっと窄まったその奥に、追い討ちを掛けてどくどくどぷぷぅ……と大量の幻精が注ぎ込まれ、氷が融けていく……。体にはまったく力が入らず、はしたない声を止めたくても手が……持ち上がらない。涙に涎が垂れ流れるまま、そして懼れていたことが起こってしまう。 スクール水着の股間の内側から、次いでふともも伝えにシートの下にまで零れ出し、尻の下にも嫌に熱いモノがじんわりと拡がっていく……。 人前で漏らし続ける股間にようやくタオルを押し付け、私は羞恥に耐え続けた。その間も享楽極まりない刺激が容赦なく送られ、私を嬲物にしてくる……。 このままでは本当にまずいと、恥ずかしさから恐怖じみたものに駆られ、私は車から転がり出た。とにかく体を冷まそうと、小川へとよたつく私の前にブレーキの音がした。 「……お、おや? 梨花ちゃん……ですか?」 引きつった顔で見上げるとそこには自転車に跨り、ずれた眼鏡を直す入江がいた。 「……あ、監督。こんにちは……古手? もしかして、具合でも悪いのか……?」 「……お……お待たせしましたわ…………あ、あら監督……梨花? ……あっ! やっぱり頭が痛みますのね?!」 入江に続いて前と後ろから、まるで申し合わせたかの様に富田と沙都子が帰ってきた。 『あっ……ンっ、あううっ! 岡む……らあっ! もっとぅら……裏筋から先に向けておもっ……つ……舌で強く、コスってなのですう……っ!』――『んっ……ふ……ぅ。ぅ……うんっ! はひゅうひゃんのカルピヒュ、いっぱいちょふだひいっ!』 「ンぅ……っ。やだ……ま……っ、またイ……くう……ッ!」 今度は男性器をしゃぶられる快感を指を噛んで、漏れ出る声と共に必死に堪えた。 「……熱中症でしょうか。 梨花ちゃん。日陰に行きましょう」 丸くなって、今の顔と体の状態を晒さない様にしていた私は入江に抱えられて、道端の草の上に寝かせられた。彼は、顔から火が出る思いで顔を隠す私の手をやんわりと退かし、一言断ってから服と、その下のスクール水着を腰まで脱がした。 「……監督。私も何か、手伝えることがありましたら……」 入江は、小川の水で濡らした手で私の体を摩っていた応急処置を沙都子に任せ、運転席の男性がぐったりしているとの富田の報告に、彼にも同じ措置を施しに向かった。それから時を置かず、私たちは診療所に運ばれるのだった。 リトル・エクステンド 1-3へ続く - -
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前回 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ捌〜<牝獣> 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ玖〜<狂宴> その45からその48まで収録 「あなたの口があたしの口に応え、あなたの舌があたしの舌を呼び、 あたしを逸楽に誘って行くわ。 ああ、あたしがあなたにしたことを、あなたもあたしにしてちょうだい、 そしてあたしを快楽で死なせてちょうだい」 マルキ・ド・サド『悪徳の栄え 上』「クレアウィル夫人のこと」より 「ふふ、魅ぃちゃんのオマンコ…綺麗なピンク色だね…」 覆い被さっているレナが、私の秘裂を指で左右に広げた。 「あ、あんまりじろじろ見ないでよ、レナぁ…」 レナのまじまじとした視線を下半身で受け止めていることに、私は恥ずかしさを覚える。 …だが同時に。「見られている」ことに対して、少しだけ胸が高まっていくのが分かる。 「…あはは、魅ぃちゃん…嘘だよ。…魅ぃちゃんのオマンコ汁、さっきよりも溢れてきたよ? …レナに見られて感じてるんじゃないかな…?かな?」 あぁ、やっぱりレナは鋭いなぁ。…私のことなど、とっくに見抜かれているんだ。 大切な親友であるレナに、己の秘部をさらけ出しているという、この異常な状況。 にも拘らず、このままどこまでも爛れた時間を共有したいという思いがあった。…もはや私の羞恥心など、快楽の前では無力。 …レナに見られて興奮してる…園崎魅音は、そういう女なんだ。 「…はぅ…魅ぃちゃん、どんどんオマンコが大洪水だよ?…レナの指がふやけちゃうよ…んっ」 レナは指で私のオマンコの上下になぞり、オマンコ汁を指で掬い取った。 そのまま指についたオマンコ汁を口でチュパチュパと味わうように堪能している。 …まるで、愛おしい人からの『ご褒美』をこぼすまいとするかのように。 「んん…ちゅぱ…ちゅる…ん…ふふ…魅ぃちゃんのオマンコ汁、とってもおいしいよ…。 甘くてツンとした匂いで…レナ、もっともっと欲しいよぅ…」 レナが私に流し目を送る。…その視線には、『自分のオマンコもいじってほしい』というアイコンタクトが含まれていた。 私はようやく、目の前にあるレナのオマンコに意識が向かった。 ヒクヒクと震えているそれを、恐る恐る左右に押し広げる。…粘膜と粘膜の間にオマンコ汁の糸が引き、「にちゃぁ」という音とともに内部が明らかになった。 これが、レナのオマンコ…ピンク色の肉壁と、透明な汁で満たされた密壷。 同じ女でも、自分のとはまったく異質なモノに感じられる。そして、ここに、圭ちゃんのアレが…。 私はそっとレナの中を指で触れてみる。生温かく、ぴちゃぴちゃとした表面と、うごめく体内の感覚が指から伝わる。 「んっ…はぁ…」 レナが少し声を出した。私の指に触れられたことが刺激となったのだろう、私のオマンコにレナの熱い吐息がかかる。 その吐息が、私のオマンコに対する刺激にもなる。私も「あんっ…」と声を上げ、お互いの性器への刺激に反応した。 「あ…はぁ…。魅ぃちゃん…レナね…もっと魅ぃちゃんの指で、レナのオマンコをいじってほしいな…」 「んぅ…レナも、私のオマンコ、いじっていいよ…。私、もっと気持ち良くなってみたい…」 私は荒い息を吐きながら、レナを見つめる。レナもまた、妖艶な光を放つ瞳で私を見たあと、ニヤリと笑った。 「ふふふ…いいよ、魅ぃちゃん。でもね…魅ぃちゃんのバージンを間違えても貰うわけにはいかないから、レナは指じゃなくて…お口で頑張ろうかな」 言葉と同時に、レナは頭をかがめて私のオマンコにチュっと口付けた。 「ふぁぁッ」 私はビクンと体をのけぞらせた。 レナはそのままオマンコにキスしている。そして、オマンコをこじ開けるように舌を侵入させてきた。 ぬらりとしたモノが、私の一番敏感な場所を蹂躙する。 「じゅ…ちゅる…ぷちゅ…じゅる」 「はぁっ、あぁぁッ!レ、レナぁ…んん、ふぁッ!…ああんッ」 私は快楽で身を捩らせ、レナに舐められる度に体が跳ね上がる。 下半身への刺激で、上半身が上手く動かせないくらい。快感が電流のように体内を走り抜ける。 それでも私は、レナを気持ち良くしたい一心で、指を動かす。 レナのオマンコの入り口付近をを最初は一本で、しばらくして二本の指で上下に動かす。 「んはぁッ!…ちゅ、んん…あんッ!…魅いちゃん、んあぅ!…いいよぉ、もっと、指で出し入れしてぇ…!」 レナが唇を離し、アドバイスする。私の上で懸命に崩れ落ちそうなのを我慢しながらも、腰がガクガクと震え始めていた。 私たちは、指と唇でお互いを貪る。 いつもの教室で、グチュグチュといやらしい音を立てている。 親友同士で快楽を得ようと必死になり、背徳と愉悦の挟間で溺れている。 ――圭ちゃん。園崎魅音は、こういう女だったんだよ…。 …それでも。それでも圭ちゃんは、私のことを…抱いてくれるの…? 一瞬だけ脳裏に浮かんだ、大好きな圭ちゃんの笑顔。 だがそれも、レナの激しい舌使いによってかき消されてしまった。 「あん、あ、あぁ、あぅ!レナ、レナぁ…!」 「ぴちゅ、ぷちゅ、れろ…んんッ!み、魅ぃちゃ、んんん…ッ」 レナの唇、私の指。お互いが相手のオマンコの中を刺激し、もうすぐそこまで限界が近付いていた。 「はぁ、あぁ、んんんッ!…レナ、わ、私、もう…」 「ぷぁ、じゅるん、びちゅ…あは、レ、レナもぉ…魅ぃちゃんの指でイっちゃうかな、かな…!」 「あ、あ、あぁ、ダメ…!また、またイっちゃうよぉ…!」 「いいよ、魅ぃちゃん…!レナも一緒に、イキそうだから…今度はレナの目の前でオマンコ汁飛ばしてね…?」 レナがさらに舌を激しく突き出す。今まで以上に攻撃的な責めは、私を存分にイカせるためだ。 私は今にも意識が落ちそうなほどの快楽を押しとどめ、レナのオマンコへ指を送り出す。 中を傷つけないようにしながらも、ジュボジュボと音を立てて出し入れする。 …すでに処女を失ったレナの膣内だからこそ、私の指をも受け入れることが出来るのだ。 さっきまでの経験で、レナが特にビクンと体を仰け反らせるポイントを重点的に責める。 案の定、レナは「んんあぁぁッ!!」と今まで以上に歓喜の声を上げる。 それが面白くて、わざとおじさんくさい口調でラストスパートへ向かう。 「んん、はぁ、レ、レナもイクんだ…?ここが、ここがイイのぉ?んん?」 「はぅ、あふっ、はぁぁッ!!…魅ぃちゃん、ダメぇ…!レナも、そこまでされると、もう…!」 「くくく、レナもいい声で哭いてるじゃん…あー、凄い、凄いよぉー、どうなのぉ?ここ?ねぇ?ここなのぉ?ここイイのぉ? あー凄い凄い、溢れてきてるよー?グショグショだねぇー、レナぁ?イイのぉ?おじさんの指イイのぉ?ねぇ?」 「は、あ、あ、あんんッ!!…み、魅ぃちゃん、急におじさんくさいよぉ…んんぁあッ」 「さっきのお返しだよー?あー凄い出てるねぇ、おじさんの指がふやけちゃうよぉー? 凄い凄い、濡れてるよぉ?ねぇレナ、イっちゃう?おじさんの指が良過ぎてイッちゃう?ねぇ?もうイク?もうイっちゃってもいいのぉ?ねぇ?」 「んん、あん、あはぁ!!…イ、イク、レナ、イっちゃうのぉ!!」 「…くく、じゃあおじさんモードはこれくらいにして…。レナ…私のも忘れずにいじって…イカせて…?」 「はぅ、んんんッ!!…ちゅる、じゅぶ…!んっ…」 「ふあぁッ!!…あぅ、そ、そこ、や、んああああッ…!!」 レナが私のオマンコの中に在る突起物――その手の本で以前読んだが、クリトリスと言うらしい――をいきなり甘噛みした瞬間、今まで以上の電流が走り抜けた。 …次に同じことをされたら、絶頂を迎えるだろう。 「はぁ、んん、レナ、レナぁ…!ホントに、ダメぇ…私もぉ…」 「魅ぃちゃん…!レナも、イっちゃうよぉ…!」 私たちはアイコンタクトを取る。 …二人で、一緒に。 そして、レナは私のクリトリスを。私はレナのオマンコの弱点を、同時に刺激した。 「んんああああああぁぁぁぁぁーーーーッ!!!」 私たちは同時に果て、ビクンビクンと数秒間身体を震わせた。 レナのオマンコから、ピュッピュッとオマンコ汁が噴き出し、私は顔でそれを受け止めた。 同様に、私もはしたなくオマンコから汁を噴き上げ、レナの顔にかけてしまった。 …ようやく快感が収まり、私は肩で息をしながら天井を仰ぎ見る。 身体は重いが、イった後の疲労感はなぜか心地良かった。…一人で自慰に耽った後もこういう感覚だったが、悪い感覚ではなく、むしろ好ましくさえ思った。 レナと一緒にイった…それが『幸福』として私の中にあったのだ。 レナは呼吸を整えた後、私の横に寝そべるように顔を近付けてきた。 そのまま手を、指を絡め、身体を密着させる。 「…レナ…」 「…魅ぃちゃん…」 互いの吐息がかかるほどの距離で見つめ合い、そのまま吸い寄せられるように唇を重ねる。 …相手が愛おしくて堪らない…そんな愛情溢れる、優しいキス。 私たちはお互いを許し合ったという、誓いのキス。 …圭ちゃんを想う気持ちに、変わりは無い。けれど、それが二人の友情を壊すことはないだろう。 私たちは、それを乗り越えられるはず…私がレナを愛するのと同様、レナも私を愛しているのだから。 「いつか、私たちのうち、どちらかを圭ちゃんが選び取ったとしても…」 私はレナの髪をサラサラと撫でながら呟く。 「恨みっこなしだよね?レナ…」 レナは私に微笑んだ。それは、女の私ですら蕩けてしまいそうなほどの、女神のような微笑み。 「…うん。…レナは、魅ぃちゃんも、圭一くんも大好きだから…そのどちらも失いたくないよ。 …圭一くんがレナと魅ぃちゃんのどっちを選ぶかはまだ分からないけど…どんな未来でも、みんなが『幸せ』なら、レナはそれでいいよ」 そう言ってニコリと笑ったレナに、私もニコリと笑い返した。 「…でも、出来れば」 不意に、レナが呟く。 「…圭一くんはレナのお家に、ちょっとだけお持ち帰りしたいかな、かな。はぅ~☆」 いきなりのかぁいいモードに私はぎょっとしたが、今の発言は油断ならない。私は唇を「3」の字にして抗議した。 「ちょっとレナぁ~、それってずるい~!圭ちゃんはおじさんが」 「『おじさんが』なんだって?…魅音…。クックック…」 背後に響いた、男の子の声。 毎日聞いている、毎日聞きたい、彼の声。 でも、こんな姿で、こんな状況で、圭ちゃんが現れるなんて。 慌てて起き上がり、自分が裸体であることに気付いて胸と下半身を隠す。 そして、圭ちゃんの顔を恐る恐る見る。 …教室で、いきなり素っ裸で寝そべってる私たちを、圭ちゃんはどんな顔で見たのか? 困惑?それとも驚愕?あるいは茫然? …否。そこで私が見たのは、圭ちゃんの『歓喜』の表情だった。 「…け…圭、ちゃん…?」 「ククク…よくやったぞ、レナ」 圭ちゃんは、レナに目配せをした。 …レナの表情からさっきまでのかぁいいモードが消えていた。代わりにあるのは、私の前でも見せなかったほどの火照った顔。 それは恥ずかしさや照れというものではなく、おあずけを喰らっていた犬が飼い主にご褒美をもらう前のような、期待に満ちた表情。 不意に、レナの言葉を思い出す。 「圭一くんに、いっぱいいっぱい『ご褒美』もらおうね…」 『ご褒美』って…そういうことだったの、レナ?…私を篭絡することが…本当の目的だったの? …そうか、これから、レナと私は…圭ちゃんに抱かれるんだ…。 レナと快楽に溺れ、忘れかけていた。そう、それが…レナの『目的』。そして、圭ちゃんの『計画』でもあったんだ。 じゃあ、私の『願い』は…? 冷静であろうとする思考とは裏腹に、やはり身体は思い通りになってくれなかった。 不敵な笑みを浮かべている圭ちゃんと目を合わせた瞬間。 私の中で何かが弾ける音が聞こえ、同時に下半身が再び熱を帯び始めていた。 次回 鬼畜王K1 〜鬼誑し編・其ノ拾〜<嫉妬>
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おさわり会 ~はーれむ?~の続き 圭一は沙都子をえらく気に入ったらしい。 もう集中攻撃。 オットセイでね!!! 沙都子の顔の前で舞う。 踊りまくるの。 あの奉納演舞という名の古手家侮辱の舞いを! 腰をグイグイ突き出す。 オットセイをグルングルン回す。 どうなってんだそれ!? 目の前のそれに沙都子はもう大笑いなの。 止まらない止まらない。 死ぬ! 沙都子が笑い死んでしまう! あんなふざけた舞いで私の天使が殺されてしまうー!? 「沙都子ぉー沙都くぉーほーらにーにーだよー? にーにーのにーにーの舞いー!」 「け、圭一さ、もうやめてくださいまし……わかりましたから、わ、わかりましたか、ら……」 「おう、じゃあやめてやるぜ。 どうだ沙都子、にーにーのオットセイはおもしろいだろう? ぜんぜん怖いことなんてないんだぜーほーらぐるんぐるんぐるんどーん!どーん!」 「あ、ああ、だ、だからもうやめてくださいまし……し、死んでしま、し、死ぬぅぅぅ……」 まだちょっと腰を振っているけど、ようやくあのふざけた舞いをやめていく圭一……。 ……よくもさんざ古手をバカにしてくれたわね。 この借りはいつかかならず返すから! そして沙都子死んだらダメ! 私のさーとーこー圭一は死ね! おまえは死んでしまえ! だんだんと沙都子は笑いから回復していく。 そしてようやく目の前にアレがあることを再確認するの。 だって圭一のオットセイも回復してたからね! 奉納演舞でもうビンビン♪ というか、あれか。 私はこれから毎年舞うたびにさっきの思い出すの? 思い出すのか? 「ん……で、でもほんとにすごいですわ。 昔に~に~とお風呂に入った時よりも、と、とっても大きくて……太くて……こ、これが圭一さんのオットセイ……ペニス……」 「お、お~う、おおお~う、沙都子もっと近くで見ていいんだぜ? な、なんなら触ったっていい! ああイイイイむしろそうして! ああその無垢な瞳、た、たまらん……悟史すまん! すまんすまんすまんな悟史くん! おまえの妹は最高だ最高の淑女だうひひひ!!!」 「う、うるさいですわね、大げさすぎますことよ圭一さん。 これくらい将来立派なレディーになるわたくしとしては当たり前のたしなみなんですの! だ、男性のペニスくらい……」 「そ、そうだよな! これくらい普通だよなぁ? ああだからもっともっと! もっと穴の空くほど見て視て! あああそうそうその純真な顔と瞳、た、たまんねっす! おう、おう、おう!」 !?……な、なに。 一体何言ってるのこの男。 何してるのこのロリペド変態男はー!? してるっていうのはね、えっとね? 動いてる、動いてるのよ! 何がってまた言わせるか! 圭一のオットセイがピクンピクンってヒクついてるの。 沙都子の顔の目の前でー! 「す、すごい……ピクピク動いてますわ。 圭一さん、もしかしてきもちいいんですの?」 「お、おう、おうおう!沙都子きもちいい! にーにーはとってもきもちいいぜ! も、もっとこう、色んな角度から見てくれないか? 舐めるようにねぶるように俺のオットセイをだな」 「ん……こ、こうですの?(ジロジロジロ) なんだか恥ずかしいですわね……」 「うほおおおお!!! あ、あ、最高! 幼女の視線最高! 犯されてるー! 俺のオットセイが幼女に犯されてますよー! 見られて視られて犯されてますよー! 大石さんここに幼痴女がいますよー逮捕してください捕まえてくださいーああああ最高だあぁぁぁ!!!」 「う、うるさいですわって! ああ、で、でもすごい。 これが圭一さんのおペニス……」 律儀にも。 ほんと律儀にも沙都子は圭一の要望に答えてしまうの。 拒否してよ! 言われたとおりオットセイを色んな方向、角度からもうジロジロジロジロ。 見まくるの! そのたびに圭一の奴はなんか、う、う、うって呻いてるし……き、きもちわるい! いや、きもちよくなってるのかこの男は。 沙都子に見られて? 視姦されてか!? や、やめろー! 私の沙都子できもちよくなるなー! 興奮するなバカバカー!!! あ、ああ、だ、だからそんなピクピクさせるな! 沙都子もそんな近くでダメよー!!! あとその『おペニス』ってのもダメ! 丁寧に言ったつもりでも余計エロくなってるから! あ、あああ、も、もうダメなの? 終わりなの? これ、あきらかな沙都子寝取られフラグ? このオットセイから興味を引き剥がすのはもう無理なの? ねぇねぇ誰か教えて!? 「圭一さん……あ、あのわたくし、なんだか……」 「うへへへ、どうしたんだ沙都子ぉ? もう顔真っ赤だぜぇ? 触りたいんだろ、にーにーに甘えたいんだろう沙都子ぉー? ほらほらーオットセイに甘えるかーんー?」 「ん……そ、それは……」 ……冗談で言ってるのか、それとも本気なのか。 圭一はそう誘っていく。 沙都子ももう、げ、限界? なんでそんなやらしい目つきしてるの、ねぇ?濡れたのか!? このままじゃもう時間の問題。 見るだけじゃ我慢できなくなってる。 これはそういう顔ね! 誰よりも好奇心旺盛な子だもの。 トラップ大好き。 誰よりもイタズラ好きな子だものね! まあそのあと沙都子もイタズラされるんだろうけどねー♪言ってやった言ってやった! ああほらほらもうあんなに手をピクピクさせて! おさわりしたいですわぁ♪って感じ! あ、あと何か一押し……きっかけがあればたぶん手を伸ばしてしまう! 穢れてしまうわ! 私のおっぱいを揉んでくれたそれが。 私のお尻を撫でてくれたそれが穢れる!? ……おっぱいも『撫でる』だろうって? ああ悪かったわねナイチチですはいはい嘘、嘘! !? な、なにしてるのあんた達……な、何沙都子の手を取ってるの? あ、ああやめてやめてちょっとちょっと! 私の沙都子にそんなことしないでそんないやらしいこと汚らわしいこと誘わないで嫌ああぁぁぁダメええぇぇぇぇぇ!!!!! 「あ、な、なにするんですのレナさん! み、魅音さんや羽入さんまで……」 「ほらほら沙都子ちゃん、こ~こ♪ このオットセイの裏のとこ、触ってごらん? ヒクヒクしてとってもおもしろいんだよぉ~ねぇ~はぅ~かぁいいの~♪」 「いやいや~やっぱこの先っぽのとこでしょ? おじさんもうこの穴を触るのがおもしろくておもしろくてやめられない止まらない状態でさ~ん~ほら~沙都くぉ~( ・3・)」 「なに言ってるのですか! ボクはやっぱりオーソドックスにこの竿をシコシコさせるのが沙都子の性教育の始まりとしてはいいと思うのですよ~あ~う~あ~う~♪」 レナ、魅ぃ、羽入の三人が沙都子の手を取る。 そして半ばむりやりオットセイへとそれを運んでいく。 こ、この痴女ども。 止めるべき立場にあるあんた達がそれでどうすんのよ! ああしかもやっぱりやっぱり沙都子は抵抗しない。 むしろ誘ってくれて嬉しい! だって理由ができたもの。 言い分けができたんだもの! みんなに誘われたからって! 年上の女の子達による誘惑……それにますます好奇心を駆り立てられていく沙都子! ああ、ほらほら手が。 圭一のオットセイに手が付いちゃあああああ!!! 「そ、それじゃあちょっとだけ、ちょっとだけですのよ? ま、まったくもうみなさんは……」 いかにも誘われたからしかたなくって感じにオットセイに触れていく。 その顔はもう興味津々。 もう辛抱たまりませんわ♪って感じのエロエロ表情! ほんとは嫌だけど、い、いちおう聞いとくわね? どこを触るつもり? レナの言ったとこ? そ、それとも魅ぃ……まさか羽入のやつか!?ねぇねぇどこどこ!? ああでもどれでも同じよね。 どこに触っても沙都子が穢れてしまうことには変わりないし! 女の子にしか興味のなかったあの子が、私の身体にしか触れたことのない清らかな手が!今圭一の汚らしいオットセイに初めましてしちゃうしちゃうやだやだやーだー!!! 「え、えっと……ここなんかはどうですの圭一さん。 まだ誰も触ってませんけど……」 モミュン♪ モミュモミュモミュ♪ 「うほ!? うほおおお、ちょ、ちょ、ちょっと、さ、沙都子さんおまえぇぇぇぇ!!!!」 「ひい!? あ、さ、触ってはいけないところでした? ごめんなさい……」 「い、いいいいいやいやいやぜんぜんいいぞ! むしろいいぞう!おおおすっげえ! まさかまさかおまえがそんなところに!そんな意外なとこに興味があったなんてえぇぇぇ!!」 驚愕していく圭一。 それはそう、だって私も驚いた! フレデリカ様も驚くわって! えっとねえっとね。 まず結果だけ言うわね? 沙都子は『オットセイには触れなかった』。 ……良かったね、って? ちがう! ぜんぜんちがう! それはまったくの的外れ! 沙都子はね? ペニスそのものじゃなくて……その、下の方のアレよ、アレ……。 袋の方! なんだか毛むくじゃらでいっぱいしわしわになってる袋の方に触ったのよー! そうおいなりさん! オットセイよりもももっと気持ち悪いおいなりさんに触ってるのー! 「お、思ったより柔らかいですわ……オットセイはあんなに硬そうだったのに(モミモミモミ)」 し、しかもなんか揉んでる! モミモミしちゃってるし! 可愛い指をあんな食い込っ! 沙都子ダメ! そのおいなりさんは奴の変態遺伝子が詰め込まれた袋! 毒袋だ! だからあああおねがいだからそんな楽しそうにおもしろそうにモミモミしないでよぉぉ……。 「な、なんだか変な感触ですわ……柔らかいけど中になにかコリコリしたものがあって……こ、これくらい強くしても平気なんですの、圭一さん?」 「お、おうおうおう♪ で、でもそこは男の急所だからあんまり強くするなよ? 指で優しく揉むかんじで、そ、そうそうそう、うおおおおすっげきもちいいぞー沙都子!」 「男の人の急所……デリケートなところですのね? 気をつけますわ。 んん……」 「うおお、き、きもちええ♪ まさか袋をモミモミされるのがこんなにイイなんて、にーにーでよかった雛見沢に来てよかった! 悟史ありがとう、ありがとうなーあああ♪」 幸せそうな顔をする圭一……沙都子もそれになんだか嬉しそうにしちゃって……。 さ、悟史を思い出してるの? そんなところモミモミしながら兄を想うって、さ、沙都子? ああ、ゆ、指が……沙都子のしなやかで白魚のように綺麗な指先がどんどん圭一の袋を揉み込んでいく。 汚いところをもみもみもみって……ちょ、ちょっとそんな大胆すぎるわ! というかさ沙都子、あんたいきなりそんなとこ触る? 触っちゃう? 揉んじゃう? そ、そりゃあ私と毎晩愛し合ってるんだから、それなりに性のアレには敏感でしょうけど。 圭一はとってもきもちよさそう、そこを揉まれてもきもちいいの? へ、へー知らなかった…。 「くおおおお、マ、マジか、よ……いきなり玉揉みですか? この年で? 初めてで? こんな小さなかぁいい指で、俺のおいなりさんをモミモミモミモミっておほおおお!!!」 「だ、だからきもちわるい声を出さないでくださいまし! こっちが恥ずかしくなりますわ……ま、まったくダメなにーにーですわね、もう!」 沙都子はなおも指を止めないの。 ダメなにーにーを指であやしていっちゃうの! ああもうモミモミしないでそんな……モミモミモミモミ沙都子ちゃん♪ 梨花ちゃま涙目よ♪ 沙都子ちゃんはもうノリノリ♪圭一にーにーのおいなりさんを両手で揉んでいっちゃうの♪ ……って両手!? 両方イっちゃう!? こ、これがにーにー大好き効果!? しかもなんか顔がエロイし。 目つきが痴女みたいにキリっとして、口もふふんって感じ? もうあんた誰って感じの表情! ああそういえばあなたの実母って何度も何度も●婚●婚を繰り返して結構エロエロな感じの女だったわねああ血が目覚めたか沙都子ー!? 「ん……これでどうです圭一さん、きもちいいんですの? 袋がピクピクしてますわよ?」 「うおおおお!さ、沙都子!おまえは末恐ろしい女の子だ、こ、これはたまらん!たまんねぇ痴幼女! あああ、ま、まさか一番毛嫌いしそうなおまえがこんな将来有望な女だったとは! あああこれだから雛見沢の女は油断ならねえんだよなあぁさいこおぉ!」 「お、大げさですわね。 男性も意外と単純なんですのね……♪」 「ああそうです単純なんですスケベなんですああその目、イ、イイ♪ ああ沙都子にーにーはその犯してくるような視線だけて達してしまいそうだあぁぁぁおおおおお!!!!!!」 指先一つで一回り年上の男を手玉に取っていく沙都子……エロイ! いいなぁ圭一……。 でも声がうるさい。 うるさいうるさいああうるっさい! 私の沙都子を侮辱するなっ!!! ああもうダメダメ我慢できない止めなきゃ止めなきゃだって羨ましいからねくそー!!! ほらほらレナと魅ぃ、止めなきゃ! あんた達の大好きな圭一が寝取られていくわよねぇほらいやよねいやでしょ? だったら止めなきゃほら今すぐ止めなきゃーそうよねーあんたたち圭一大好きコンビだもんねー♪ ほーらほら止めようすぐやめさせましょうねばんざーいこれで沙都子帰ってくるー♪私の沙都子が帰ってくーるーぞーくーるーみーにぱー♪ 「はぅ~、沙都子ちゃんすごいすごい♪ あんなちっちゃな手で圭一くんのおいなりさんをモミモミしちゃってすっごくエロかぁいいよ~ぅ♪ なんだかお似合いだね、魅ぃちゃん♪」 「お~沙都子もなかなかやるね~? さすが我が部活のトラップエース! 圭ちゃんの弱点を上手いこと突くなんてやるじゃんさー! 部長として鼻が高いよこれはーうんうん♪」 ……バ、バカか! なに関心してんの!? あんたたちなに?あれか!発症してんのか! なんだ。 あれか! 圭一のオットセイで頭オープンリーチか! L5か!? ああもういいもういいこうなったら誰でもいい! は、羽入、あんたでいいから早く止めて! 「沙都子、僕はあなたを許します。 オヤシロ様はあなたのその溢れる好奇心を赦しますのです。 だから僕も触ってよいか? よいのであろうか? 圭一のおいなりしゃーん♪」 ああ私が馬鹿でしたそうでした! あんたは一番頼っちゃいけない存在だったわねこのエロ神があぁぁぁ一緒に触ってどうすんのよバーカバーカもみもみもみやめろー!? あああ羽入どころかレナと魅ぃまで一緒に触りだしていく始末! 四人の手が! 指が! もう一斉に圭一のオットセイに群がる群がる! まるで取り合うように! ぐっちゃぐちゃ! 「ちょ、ちょっとみなさん今はわたくしが触ってるんですのよ?邪魔しないでくださいまし!」 「えーいいじゃんさーおじさんも混ぜてよー♪ せっかく園崎と北条がまた仲良くなれるチャンスなんだよー? おじさんうまいこといいこと言ってみましたー( ・3・)ぐにぐにぐに♪」 「あはははは魅ぃちゃんおもしろい♪ じゃあ竜宮家もこのオットセイ親族会議に混ぜてもらっちゃおうかな?かな? レナもうまいこと言ってみました~てへっ♪ もみもみもみ~♪」 「じゃあ僕も! オヤシロ様もそんな重要な会議にはぜひ参加せねばならないのですね! 僕は村の守り神ですから圭一のオットセイも当然守らなければいけなくてふひひひひ♪」 …………うっざ! うっざいわこの子達! 全員! しかも最後の奴あんまりうまくないし! なにがふひひひひ♪だうまいこと言ったつもりかうっざ!このオヤシロすごくうっざいわ! おかしいおかしいおかしいなによこれなになになにこの展開ありえないありえないありえな。 「どーお圭一くん? こんなにたくさんの女の子に愛してもらえるなんて幸せものだねー♪」 「ほんとだねー、まったく圭ちゃんったらハーレムスケベなんだからーまったくー♪」 「ああ、お、俺は幸せ者だ……レナ、魅音……♪」 「にーにーはほんとだらしないですわね! こ、これはもうわたくしが一生傍にごにょごにょ」 「あ、沙都子それいいのですー♪ これはもうオヤシロ様が一生背後でヒタヒタごにょごにょ」 「ああ、い、いいぜ沙都子、羽入……四人とももう俺のもんだなぁ、うへへへ……♪」 何ニヤケてやがるこら圭一こらおいあんたわたしはまださっきの奉納演舞根に持ってるぞこら謝れあやまれあやまれ得意のごめんなさいごめんなさいしろしろ何が四人とも俺のものだその子達は全員私のものなのよあんたみたいなスケベに男に汚らしいオスになんて指一本触れさせない抱かせない犯させないやめろやめろやめろやめろやめろやめろ……。 …………………。 おーけー古手梨花、一回ちょっと頭を冷やしましょう。 発症したらたまったもんじゃない。 冷めましょう。 冷静になりましょう。 クールになりましょう。 仲直りしましょ。 楼座さん乙。 状況をよく見極めるの。 これはもうまちがいなく異常な光景。 それは認めるしかないわ。 問題はこれからどうするか。 この異常からどうやってみんなを元の世界に引き戻すか、よ。 レナも魅ぃも羽入も、沙都子ですら圭一のオットセイの虜にされた。 認めるわ。 いつのまにかすっかり圭一の思惑どおりの展開ね、これ。 さすが大スケベ男だわ。 四人はもうオットセイの前に群がり楽しく談笑モード。 私も一応いるけどただ見てるだけ。 そしてみんなオットセイお触りモードにまで移行。 圭一のペニス大愛撫大会開催中。 羽入を筆頭に、魅ぃ、レナ、沙都子。 四人は圭一のオットセイをもう弄くりまわしてる。 ほら、ここはちょっと硬いのですよ? みんなも触ってみるのです、あぅー♪ ほーどれどれー? おお!ほんとすっごくカタイね! ん、でもこっちは柔らかいんだ? はぅ~♪ ほんとおもしろいねーオットセイって♪ あ、ここここ!ちょっと動いてるよ? ほ、ほんとですわ。 すごい、なんだか不思議ですわね男の人のって♪ あーピクピクした! オットセイっておもしろーい♪ 圭一(くん、さん、ちゃん)すごーい♪ やっていることはあまりに卑猥すぎるのに、その会話はちょっとおもしろいものをみんなで可愛がってますって感じ。 声だけならペットでもあやしているように聞こえるでしょうね。 なんなのこれ。 なんなのよこの展開。 この男にとって非常に都合のいい状況は、何? おっと古手梨花、ダメ。 その思考はダメよ。 落ち着くの。 もうそこは疑っちゃダメ。 まず圭一の顔でも覗いてみましょうか? 一体どんな顔をしてるのか確認確認……。 「おーうおーうこいつはすげえ……ああ感謝します感謝します神様……さ、最高だ……あ、ああレナ、おまえそこまで入れちゃう? み、魅音もそんな大胆にシゴくかよ? おおうやっぱり羽入おまえが一番テクニシャン……さ、沙都子ぉ玉揉みさいこおぉぉぉぉ♪」 ……まさに至福の表情。 もう僕はたまりませんって感じのニヤケ顔。 ムカツクわね。 そうよね。 嬉しくないはずはないわよね? これだけの女の子に触られてるんだからね。 おまけに圭一はマゾだし、もう生粋のドMだし。 なおさらこの状況は嬉しいわけか。 『複数の女の子に好き勝手にペニスを弄られる』 これはもうMにとってはたまらない。 だって見てみなさい。 もう自分でシゴくなんて一切してないもの。 する必要もないから。 このとっても素敵な女の子達が、勝手にシテくれるんだものね? きもちよくシテくれる。 「ほーら圭一? 僕の人妻お手々はとってもきもちいいのですよー、あうーあうーあうー♪」 羽入がペニスの竿のところをシゴく。 もうシコシコシコシコ。 上手いわね人妻羽入。 「くっくっく……圭ちゃん、おじさんもだんだんコツが掴めてきたよ~?( ・3・) ここでしょ!ズバリここ! この裏のとこがいいんでしょ!?」 「ず~る~い~魅ぃちゃん♪ レナもわかったんだよ? だよぉ? この先っぽのとこが圭一くんすんごく弱いよね~? ほ~ら指入れちゃう~♪」 魅ぃとレナは先っぽの窪みに指を入れてる。 裏のスジもスリスリ擦ってる。 エロ二匹。 「何度も触っても変な感触ですわ……まるで中身の溶けた雪見大福みたい……」 沙都子は。 私の愛しの沙都子……は……。 ああ、ま、まだ袋のところを弄ってる。 あの汚いおいなりさんをまだモミモミしちゃってる。 そんな比喩されたら、もう私一生雪見大福食べられないじゃない……。 「おおう……ああ、き、きもちええ……たまらん……羽入もっとシコシコ頼む……魅音、も、もっと指入れていいからな? レナもそうそう、裏のスジをもっと擦れ……さ、沙都子はもっとにーにーのたまたまをモミモミしろ……ああなんて背徳的な光景! 理想的な状況!」 圭一はもうすごくきもちよさそう。 この世の天国とばかりに喘いじゃってる。 いつのまにか口調も命令形になってるし。 あんたいつからそんな偉くなったのよ。 なによりも、その顔。 その表情。 なんか勘違いしちゃってる男の顔でしょ? こ の 女 達 、 も う す っ か り 俺 の オ ッ ト セ イ の 虜 だ ぜ 。 そんな感じの独占欲に満ち満ちた表情。 このかんちがい男め……。 ……いや、あながち勘違いでもない? だって状況的にはまちがいなくそうだし……。 羽入も魅ぃもレナも、もともと圭一大好き。 沙都子もにーにー大好き。 お、お、おお? ……ハーレムだ。 これに私が加わればまさにそのとおりじゃない。 圭一ハーレム完成。 でもそんなの私はさせない。 絶対認めない。 なんでかって? きまってるじゃない。 憎ったらしいから! あームカツクムカツクなにその顔! そのスケベったらしい顔! 決めた。 こうなったら私だけは意地でも触ってやるもんか! 指一本触れてやらない! なんかいつのまにか私も触らなきゃいけない位置にいるけど関係ない。 無視よ無視! わかってる。 ここで私だけ触らないなんてあきらかに流れに逆らってる。 そうよね。 でも嫌! だが断わる! ふん、アルファベット二文字娘? 上等じゃない! なんとでも罵ればいいわ! 罵倒すればいいわ! だって嫌なものは嫌だもの! 知ったことかー! 残念ね圭一。 あんたさっきハーレムがどうとか言ってたけど、それは実らないわよ? だって私は何もしないもの。 見てるだけ! この古手梨花だけはいつもどおり傍観者! そもそもオヤシロ様の巫女である高貴な私が奉仕などするか! めんどくさいしね! そ、そりゃあ肝心の神様がノリノリだけど、それとこれとは関係ない! 無関係ノータッチ! あんたのこのオットセイになんか絶対触ってやんない。 見てるだけで気持ち悪いもの! ざまあみろ。 ざまあみろざまあみろざまあみろ! バーカバーカ圭一バーカ! あんたのハーレム計画もこれでおじゃんね! あなたはこの私だけは『堕とせなかった』! ……生意気だって? ふ、ふん、いいものべつに。 私は女王様なんだからいいの! 羽入達が圭一に奉仕しているのを尻目に、私はキっと彼を睨みつけてやる。 今自分の中で思ったことを形で示すように、この男を見下した目で見つめてやるのさ……。 「……ん? くっくっく梨花ちゃん、何見てんだぁ? そんな怖い顔して……♪」 ……気づいたみたい。 さすがこういう勘だけはいいみたいね。 スケベな勘だけは! そうよ私は傍観者。 あんたがいくら魅ぃやレナや沙都子を鹵獲したって、私は落とせない。 沙都子が堕ちれば一緒に私もとか思ってた? セットで付いてくると思ってたんでしょ? 残念! 普通の女の子ならそうかもしれないけれど、あいにく私は普通じゃないのよ。 たかが十年ちょいしか生きてないくせに、百年生きた魔女を鹵獲しようだなんて片腹痛い。 圭一をキっと睨みつける。 そして悪意を込めてこう言ってやるのだ。 「なんなのですか圭一。 ボクのお顔に何か付いているのですか。 つ~ん」 「いやーべつに何も付いてないぜ。 いつものかぁいい顔が俺の前にあるだけだな~?」 「そうなのですか。 かぁいいってくれてありがとうなのですよー。 ボク嬉しいですにぱー」 ……これでどうだ。 嫌味も嫌味、大嫌味でそう言ってやった。 一切笑わず。 感情すら無い人形のように。 いつもの営業スマイルはもうお終い。 あの可愛い古手梨花ちゃまはもう店閉まいなのよ。 あんたなんかに開店してやんない。 だって大赤字だものねー!言ってやったやった!! ……でも圭一は引き下がらない。 それはそうよねだって後は私だけーだーもーのー? 「そうツンツンするなよぉ梨花ちゃん♪ 同じ奉納演舞ができるもの同士もっと仲良くしようぜ? ほーらお手々でも繋ごうかー? あ、それとも頭撫でてやろうかーほーらほ……」 「あ、ボクの身体に触らないでなのですー。 オットセイ触った汚い手なのですよね? あ、頭ナデナデもいらないのですよー自慢の髪が穢れるのでー。 みーみーくるなー」 「おいおいなんだよ冷てぇなー、いつもあんなにかぁいく笑ってくれてるじゃねえか? それにほら、将来は前原と古手の血を合わせてあの演舞を二人で更に洗練させていこ」 「あ、ほんとに。 ほんとにやめてくださいなのですー。 あと気持ちの悪い冗談もやめてくださいーまったくあいかわらず圭一は悪いネコさんなのですねー。 にゃーにゃーにゃー」 「にゃーにゃーにゃー♪ くっくっく梨花ちゃんはほんとにかぁいいなぁ~? ツンツンしておまけにそんな意固地になっちまって♪ ははははかぁいいかぁいいかぁいいぜー♪」 「あ、だ、だから頭ナデナデするなってこらーやめろこらー……やめるのですよにぱー!」 …………なにこの男。 無敵かって。 なんでそんなふうに笑えるの? あきらかに嫌味を言ってやってるのにまるで動じない。 それどころか全て見透かしたよう。 ツンツンする私を見下すように笑う。 あざ笑っていくの。 余裕の表情で。 ……あとなによそれ。 意固地って、私が? なんでよ!? なんで私が意固地なの!? ああまた困惑してる! てっきりまた変態的な言葉でも浴びせかけてくると思ってたし! まあ顔には出さなかったけどね。 だって私は魔女だもの。 この程度で動じるかって! すると圭一は私の耳元に顔を寄せてくるの。 周りの子に聞かれたくないことがあるみたい。 そう、なら聞いてあげるわあんたのないしょ話。 どうせロクでもない話なんでしょ? って、うひゃう! く、くすぐった! この変態スケベもうちょっと耳から離れて話せー!? 「わかるぜ梨花ちゃん、全て丸分かりだ。 君が何を考えてるのか、おまけに俺をどう思ってるかもなぁ? あれだ、大分俺のこと好きじゃなくなってきてるだろう? くっくっく……♪」 ……は? 好きじゃなくなってきてる? バ、バカね! それじゃまるでさっきまで好っ! ま、まあいいわもうそれは。 そうそうそうもうあんたのことなんて嫌いよ。だいっ嫌い!!! 理由は言わなくてもいいわよね? あれだアレ! 奉納演舞がトドメだよこらー!!! って、だ、だからくすぐったいって! 息がかかる息が! へ、変態の息が耳にかかるー! 「まあまあ、そう嫌がるなって♪ この話は聞いといたほうがいいぜ? 君にとってとってもとっても重要なことだからなぁ? くっくっくっく♪」 は……き、聞いといたほうがいい話? 重要なことってなによ、って、あ、あふん!くすぐ! あ、あんたわざとやってるでしょう! ふーふーするなバカ、スケベー! あ、ああん……♪ 「おおおなんだその色っぽい声は! うへへそうかそうか梨花ちゃんは耳が感じるのか? なんなら舐めてやろうかぁ~ほ~れほれほれ~♪」 バ、バカ! ふざけてないで早くその話ってやつを……って、うああああ!な、舐めた!? こいつほんとにペロっとしたわ! あああ、く、腐る! 耳がくーさーるーやーめーろー!? 「うへへへわかったわかった。 まったく梨花ちゃんはツンデレだなぁ、こまったもんだ…♪」 はぁ、はぁ……だ、だれがツンデレよ、まったく! 百歩譲ってもツンツンよツンツン! で、は、話って何? 早く言いなさいって! どうせ何か悪巧みなんでしょ!? 「う~んそうだなぁ……一週間。 それくらいか? それでたぶん全部終わるってとこか? くっくっくっく、そうそう一週間一週間♪ 一週間だ!!!」 …………は? い、一週間? なによそれどういう意味。 わけわかんないわ……。 「わかんねえか? まあちょっと説明不足だったか。 つまりなぁ梨花ちゃん……」 説明不足すぎるわよ! まわりくどい言い方せずにさっさと言いなさいってのこのスケ。 「一週間で『ブチ込む』。 この女達の股すべてに。 四人全員になぁっ!!! うんそうだそうだ一週間だなー四人もいるもんなーうっへへへへへ♪」 …………へ!? な、何言って……ブ、ブチ?ブチ込むって? え、な、何をよ誰に!? 「何をって、ナニをにきまってんだろうが! うひひひひ、だって見ろよこのレナ達の目、顔、表情を! トロ~ンとしたエロい目で俺のオットセイに興味津々じゃねえか? もうすっかり『女の顔』だぜぇ?エロエロだよなぁ? この生まれて初めて見る、触る、男のペニス! そりゃあ年頃の女の子にはたまらんよなぁ? 疼いちまうよなぁ色々なところがうへへへ♪」 !?……何それ……女って……疼くって……ま、まさか……あんたまさかまさかっ!? 「そうその ま さ か さ! レナ魅音羽入沙都子! こんなにもタイプのちがう女の子が四人! それもどいつもこいつもとびっきりの美少女揃いときてやがる! だったら男として! オスとしてその全員をいただく! 抱 く ! セ ッ ク ス したいと思うのは必然だろぉ? うっひひひひひひ言っちまった言っちまった♪ ついに言っちまったぜー!!!!!」 い、いただくって……セ、セックスってあんた……本気? 本気で言ってるの、それ。 この子達は……そりゃあ女の子だけど、大切な仲間でしょ? それをそんなふうに……。 まるで身体を食い物にするような言い方! じ、自分が何言ってるかわかってるの!? 「もちろんだ! 俺はいたってクールだぜ梨花ちゃん、君と同じくらいになぁ? うひひひ!う~んまあまずは……羽入、かな? 童貞オナニストの俺としては、やっぱ初めては元人妻に優しく教えてもらうのがいいよなーひひひひ♪ 僕に全てまかせるのですよ?圭一はジっとしているだけでいいのです♪なーんて言って俺の童貞ペニスを経験豊富な膣で咥え込む人妻羽入! くおおおたまらんたまらん! これは童貞男の夢だぜー!!!」 は、羽入……羽入はべつにいいけど(あうあう!)ま、まさかその後は!? 「もちろん魅音とレナだ! しかも二人いっぺんに頂くぜぇダブル処女喪失だ! なんせ俺にベタ惚れなのはもうバレバレだからなぁ? あとはちょいとお互いの嫉妬心を刺激してやれば……くっくっく楽勝だぜ! 俺の前に仲良く二人並ばせて! 交互に! もうズコバコ田植えプレイだぜぇ? レナに入れながら魅音の巨乳をモミモミとか! 魅音に入れながらレナのお尻をグニグニまで? うおおマジで!?そんなこといいのかよおいいいい!!」 魅ぃとレナを、ど、同時にって……馬鹿な! なんて馬鹿なことを言ってるのこの男は! あんた、この二人がどれだけ純粋にあなたを想っているか知ってるでしょ!そ、それを!? 「もちろん知ってるぜぇ? だ か ら こ そ だよぉ!!! 園崎魅音と竜宮レナ! こんなうまそうなメス二匹!むしろ今までガマンしてやったのを感謝してもらいたいくらいだぜぇ? その気になればむりやり●してやることだってできたんだからなぁ! それをやらずちゃんと『同意のうえでヤル』なんて俺はなんて慈悲ぶかいんだろうなぁ!くー!涙が出るぜぇ! なあそうだろう! そうだろうが梨花ちゃんよおおおぉぉぉぉぉ!!!」 ………く、ば、化けの皮を剥いだわね! あんた最初からそのつもりでこの罰ゲームを! 「もちろんそうさぁ! 俺をただの変態オナニスト野郎だと思ったか?思っただろ?なあ?馬鹿が!そのとおりだぜ! もちろんオナニーも目的の一つだった! というかそれしか頭になかったぜ! これもたった今思いついただけ!勢いだけ! けど最高だろ? 最高の罰ゲームだろう? なぜならそう!この金色の美少女! 北条沙都子の性的好奇心をグっと引けたんだからなぁ! うひょう!たなぼたオナニーだぜ! 羽入や魅音やレナだけじゃねえ! もちろんこの沙都子にもこのオットセイをブチ込ませてもらうぜええぇぇぇ!!!」 ……さ、沙都子!? 私の沙都子に、ブ、ブチ込っ!? 「おおっとすまんすまんすまん!言葉が下品だったなぁ? まかせろまかせろ!にーにーとしてちゃあんと同意の上で『愛し合う』さぁ! まあブチ込んじまった後はどうするかわかんねーけどなー? このクールな前原圭一様も男だ! 女の!それもこんな幼女のキツキツのに入れたら後はどうなっちまうかわからねえ! もしかしたら獣に!ケダモノになっちまうかもわからねぇしなあ? まあそうなったら許してくれよ! 二度と笑わない子になっちまうけどなぁ? なぁ親友の梨花ちゃん! いや『恋人』の梨花ちゃんよぉ? うへへへへ!」 …………!? あ、あんた……知って……たの……。 「くっくっく、バレてねえとでも思ったか? すっかりバレバレだったぜ! むしろ羨ましかったぜ! こんなかぁいい幼女がまさか!まさかまさかまさか百合カップルだったなんてなぁ? どおりで同じ家に住んでいるわけだ! そりゃあそうだよなぁ? 一つ屋根の下で暮らせば毎日毎日ヤリタイ放題だもんなぁ? キャッキャウフフ!クチュクチュアンアン!ツルツル割れ目を貝合わせ!し放題だもんなぁ? くそーうらやましい! うらやましいぜ! 憎たらしいほど! だから俺がそれを ブ チ 壊 す ! 頂いてやるのさ! 安心しろ梨花ちゃん! 君のかぁいいかぁいい沙都子はこのにーにーがしっかりもらってやるからなぁ? 『女』にしてやるからなぁぁぁ? ペニスの味をしっかりと幼い身体に覚えこませて!染み込ませて! 女の子になんて!君になんて目もくれない立派なメスにしてやるからよぉ? 古手梨花から北条沙都子をしっかりバッチリ『寝取って』やるから安心しなあぁぁぁぁ!!!!!」 ……ああ……あああ……そ、そんな……そん……な……の……。 ……圭一の機関銃のような言葉を聞きながら、私は頭の中が真っ白になっていった。 圭一にバレていた。 バレバレだった。 私達の秘密の百合関係が。 レナや魅ぃにならともかく、この男にだけは絶対バレてはいけなかった。 絶対に! この変態男が、このスケベが百合幼女なんておいしい関係を見逃すはずがないのだ。 当然何かちょっかいを出してくる。 もちろんいやらしいこと。 卑猥なことをしてくる……。 そう思っていたからこそ、沙都子と一緒に細心の注意を払って百合ってたというのに……。 ……それがこのざまこのありさま。 全てが一番知られたくない人物に知られてしまった。 もう終わりだ。 この男は今考えたと言っていたが、案外その計画には漏れがない……。 羽入はもう堕ちたも同然。 この圭一大好きのエロ神様なら、むしろ喜んで股を開くだろう。 魅ぃとレナは微妙だと思ってた。 けれど見てみろあの表情を。 あの濡れた瞳を……。 圭ちゃん大好き♪ 圭一くん大好き♪ 好きすきスキ♪ オットセイもだーい好き♪ そんな感じ。 ああ、ああなったらもうダメ! 性の好奇心も手伝って、二人は身体を許す! そして沙都子。 あああの子もうダメ……? 私のことなんかもう一切気にかけてない。 やっぱり本能的なものなのだろうか、女の子としてあのオットセイを求めてしまっている。 ダメだダメだ終わりよ終わり! このままレナ魅ぃ羽入沙都子はこの男に 喰 わ れ る! 食い散らかされるの! その身体をガッツガツと! 圭一にガブガブされるのよ! ああそうねたしかに一週間だわ。 四人も抱くとなればそれくらい必要かもねそうそうそう! あんたの精巣状況的にも好都合な期間なわけだ! まあどうせ底なしスケベだろうからほんとは三日でもいけるんでしょうけどねああありがとうありがとう! 私のショックを和らげるためにわざわざ一週間にしてくれたってわけだ良心的ね!とっても良心的! 三日の命をわざわざ一週間に伸ばしてくれたってわけねあんたはありがとうありがとうむしろジワジワとなぶり殺しにしてくれるのねこの古……手、梨……花……を…ありが、とう、あ、りが……ううぅ沙都子ぉ沙都子ぉぉ……魅ぃぃ……レナぁぁ……羽入ぅぅぅ……うううう……。 -
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前回 れなぱん!(2) SIDE レナ 「は…んっ…隼…一くぅん…んんっ!」 真夏の西日の差し込む、自室のベッドの上で私は身を捩らせている。 「だ、駄目…外に聞こえちゃうよ…はぁんっ!」 私の甘い艶声と微かに聞こえて来る水音に、ベッドが軋む音…。嫌でも自分が何をされているのか分かる。 「あっ!あっ!あくっ!!」 私のアソコを悪戯しているソレを両手で引き剥がそうとすると、それに気付いたのか手を布団の上に押さえ込まれてしまう。 「あうっ!…ふぁっ!やぁ…」 最後の抵抗とばかりに私は太股でソレを挟んで、それ以上悪さをさせない様にしてみる。 だが予想に反して、結果的にはソレを太股で抱き寄せて、アソコに押し付けてしまう形になってしまう。 「あんっ!!イ、イッちゃい…そう…だよ。だよ…」 私の身体に力が入り、あと少しで絶頂を迎えれると思っていた。 けど、直前になってソレが動くのを止めてしまう。 「はあはあ…っ?隼一くん?」 太股を両手で持って左右に開かれ、隼一くんが私の下腹部から顔を離して言った。 「悪いなレナ。舌が疲れちまってさ…ちょっと休憩だ、休憩」 ニヤリと笑って隼一くんが私の横に座る。 嘘だ。私の事を焦らして反応を楽しもうとしているに違いない。 『あと少しだけ頑張ってイカせて』 なんて恥ずかしくて言えない。お預けを食らった私は静かな怒りを込めて圭一くんの手をギュッと握って口を開く。 「意地悪…」 夏休みになって、そろそろ八月に入ろうかという今日、私達は前述の通り過剰なスキンシップに文字通り『精』を出していた。 正確には『今日も』である。男女の進展状況をアルファベットで例える某ABCで言うならC以外。つまりキスとか、口や手で気持ち良くし合っているのだ。 夏休みの宿題をする為という大義名分を経て、ほぼ毎日、私達は互いの家で暇さえ有れば愛し合っている。 付き合い始めて一週間弱、事前にそういう事を経験してしまったので抵抗は無い。 いや、思春期真っ盛りな私達なら、遅かれ早かれこうなってしまうのは仕方の無い事だろう。 とはいえ、勉強を疎かにすれば後が怖い。 だから今日も朝早くから、二人の時間を作るため一緒に課題をサッサとやって今に到る。 「レナがオットセイをペロペロする時は最後まで頑張ってるのに…隼一くんは頑張ってしてくれないのかな。かな?」 私は身体を起こして、隼一くんの肩に頭を乗せて聞いてみる。 これは付き合ってから覚えた隼一くんへの甘え方。 本来、私はあまり人に甘える事はしない。だけど、隼一くんの前では甘えん坊になってしまう。 そんな私を照れながらも優しく甘やかしてくれる隼一くんが好きで、ついついやってしまう。又、その逆もしかりだ。 隼一くんが自分の頬を指で何度か掻いて、私の頭を撫でてくれる。 「う…ちょっと意地悪しすぎたなゴメン」 「うん。いいよ。だから…続きして欲しいな」 「あ~。ついでに…してみたい事あるんだけど、試してみて良いか?」 「してみたい事?はぅ…何だろう」 隼一くんが私の耳に口を当てて、ある事を言った。私はそれを聞いてドキドキしてしまう。 「そ、それ凄くHな感じだから恥ずかしいよ」 「でも俺とレナしか居ないんだぜ、誰かに見られる訳じゃないんだからさ。だろ?」 「う、うん…じゃあ…してみよっか」 私は横向きに寝転がる。 そして隼一くんも同じ様に横に寝転がる、ただし頭は私の足の方にある。 「レナ。俺のも頼むぜ」 私は圭一くんのズボンのチャックを下げ、下着のボタンを外してオットセイを出してあげる。 「はぅ…こんにちわ。なんだよ。だよ」 「俺もレナのかぁぃぃ所に挨拶しないとなぁ」 隼一くんが私の片足を少し持ち上げて、顔をアソコに近付けていくのが、息が当たる事で分かる。 やっぱり何回されても恥ずかしくて慣れない。 「ただいま~」 隼一くんの吐息が当たって身体がピクッと一瞬震える、そしてアソコの奥の方がキュンと切なくなって堪らなくなってくる。 それは圭一くんも同じだろう、大きくなったオットセイが私と遊びたいのか、ピクピクしている。先っちょからHなお汁を出して泣いていて、かぁぃぃ。 私は舌でオットセイの先を舐めてHなお汁を拭ってあげる。 「ん。ちゅ…ぴちゃ…んんっ」 同時に隼一くんも私のアソコを舐めてくれ、二人の出す水音と私の吐息以外聞こえなくなった。 「んぁ…は…ちゅる」 オットセイの至る所にキスをする、それが終わったら舌先に力を入れて這わせて焦らす。 先程のお返しだ。 「ぴちゃ…んんっ…はあ…あっ!」 秘部を舐めながら、隼一くんがクリトリスを指で摘む。 そして、そのまま包皮を剥いて吸い付いてくる。 「ふぁあっ!はぅっ!!あ…あんっ!」 「おいレナ。口がお留守だぜ?ちゃんとしてくれないと止めちまうぞ」 凄く気持ち良くてオットセイを愛撫出来なくなった私に、隼一君が口を離して言った。私が愛撫を再開するまで、気持ち良い事はしてくれそうに無い。 「はあっ…あむ…ううん…ふぅ」 だから私はオットセイを口に含んで、しゃぶり回す。 ここ数日で隼一くんの気持ち良い場所は解っているから、そこを重点的に刺激する。 「うあ…レナッ…!それ良い…!」 オットセイの頭の下の周り、ここを舌を尖らせてクリクリと舐めてもらうのが、お気に入りらしい。 ここは私が初めてオットセイを舐めてあげた所。 ゆっくり丁寧に舌を這わせながら、圭一くんの顔にアソコを押し付ける。今度は圭一くんの方がお留守だから、おねだりだ。 「んっ!ちゅぷ…ふぅん…!はふっ!」 隼一くんが私の秘部に指を入れて小刻みに動かし、クリトリスを吸いながら舐めてくれる。 「んうっ!ふぅっ!ちゅぽ!ちゅぽ!」 私も唇にオットセイの頭を引っ掛けつつ卑猥な音を出して吸ってあげる。 「っぷは…!はぅっ!!じゅ、隼一くん…もっと吸ってぇ…は…ああっ!」 オットセイから口を離し根元を扱きながら私は要望を伝える。 すると隼一くんが要望通りにしてくれた。 私は再びオットセイを咥えて愛撫を再開する。 「んぐっんぐ!くぅ…!うっ!んんう!」 気持ち良過ぎて舌が上手く動かない。それでも一生懸命ねぶり、強く吸いながら顔を上下させて一心不乱に奉仕する。 平日の真っ昼間からお互いの下腹部に顔を埋めて愛撫し合う。 そんな恋人同士でしか出来ない事、それでいて背徳感たっぷりな行為に私は興奮していた。 だから、いつもより激しくし過ぎて隼一くんの限界にも気付けなかった。 「んむっ!?っう!んんっ」 いきなり口内に射精され、私は慌てて咥えたまま舌の上で受け止めた。 全部出しきるまで舌をウネウネと動かして刺激を与える。 「あ…は…ああ…」 出し終わったら、そのまま頬を窄ませ尿道内に残った精液を吸い出す。腰をガクガクさせて女の子みたいな声を出して隼一くんが悶えているのを見ながら、口の中で綺麗にしてあげた。 しつこいくらい口内で蹂躙した後、口を離しティッシュを二、三枚引き出して口の中の精液を捨てる。 「…ゴメンね。隼一くんのミルクまだ全部飲めないんだよ。だよ」 涎と精液でドロドロになった口元も拭いて、私は身体を起こす。 「ん…ああ。無理はしなくても良いぞ」 隼一くんが蕩けた顔をして言った。 「あ、あのね…ん。レナまだ…」 私は身体をモジモジさせて遠回しにイカせて欲しいと言ってみる。 「先にイッちまってゴメンな。ほら来いよ」 隼一くんも起き上がって、自分の膝の上をポンポンと叩いている。 私は圭一くんの膝の上に移動して背を預け、後ろから抱きしめて貰い満足感に浸る。 「レナってこの格好好きだよな。まあ俺も腕の中にレナがスッポリ収まる感じで好きだけどさ」 私のワンピースの下から手を差し入れて脱がせながら、隼一くんが続けて言う。 「レナってウブだと思ってたのに全然違うよな?本当は凄くいやらしい子だったもんな」 ワンピースを脱がされブラのホックを外される。私が身に着けているのはオーバーニーソックスだけになった。 「はぅ。そ、そんな事言わないで…」 私は恥ずかしさに身体を震わせ、隼一くんの言葉に酔わされていく。 「始めてすぐにおしゃぶりが上手になっちまうし」 両足を足首に添えられ大きく開脚させられ、目の前の鏡に私の恥ずかしい姿が写る。 同時に隼一くんの顔も見える訳で、上気した顔で何処か余裕無さ気。必死。それでも私の事を言葉や手を使って可愛がってくれているんだな。と分かる。 『俺は余裕が有るから、もっと楽になれよ』 って私を安心させようとしてくれているのかな?隼一くんも男の子だから格好付けてみせたいのだろう。 「皆には見せないスケベで、かぁぃぃレナが沢山見れて俺は幸せ者だよ」 両手で胸を優しく揉みほぐしながら、隼一くんが私の頬に顔を寄せる。 「…隼一くんより、レナの方が幸せ者かな。かな?」 私は身体を捻って唇を重ねる、鳥が啄む様に隼一くんのかぁぃぃ唇に何度もキスする。 「ふぁぁ…ちゅっ…ちゅっ…ふぅ…ん」 コリコリになった乳首を指でいっぱい転がされ気持ち良くて、私は小さな声で喘ぐ。次第に口の中に舌が入ってきたので私はおずおずと舌を絡める。 「ぴちゃ…あむ…っんう?」 薄目を開けて圭一くんを見ると目が合った。私は左手を後頭部に回して引き寄せる。 空いている右手で圭一くんのオットセイを探る。私だけ気持ち良くしてもらうのは悪いから。 「ふぅ…ふぅ…はふ…」 オットセイを逆手で、触れるか触れないかぐらいの力で扱いてあげる、すると私の手の中でオットセイが元気になってきた。 「は…レナ、指入れるぞ」 唇を離して圭一くんの手が秘部に移動する。私は身体の力を抜いて身を委ねて肯定を表す。 「あ…あっ!」 指が私の一本膣内に侵入して蠢く。自分では指を入れた事が無いので、圭一くんがしてくれるコレが私の唯一知っている『挿入』 近い内に捧げるだろう『初めて』の時までで一番圭一くんを感じられる行為。 最初の頃はぎこちなく探る様にしか動かしてくれなかったけど、今では私の性感帯を次々に見つけて愛してくれている。 「け、圭っ!一くぅ…んっ!そ、そこ駄目ぇっっ!!」 膀胱の裏辺りの膣壁とその反対側。交互に指を当てる様に掻き回される。私のアソコはクチュクチュとはしたない水音をさせて、圭一くんの指を咥えて込んで離さない。 「嘘が嫌いな癖に嘘はついたら駄目だろ。レナのアソコが、もう俺の指を離したく無いって言ってるみたいだぜ。おっ持ち帰りぃ~♪てか? レナは欲張りだなぁ」 「はぁ…う…レ、レナ嘘ついちゃってるの?ひゃっ!」 遊んでいた片手で何度も秘部全体をなぞられる。指を絶えず動かしてクリトリスやビラビラに女の悦びを教え込まれる。 「ついてる、ついてる。ほら鏡見てみろよ、美味しそうに指をおしゃぶりしてるだろ?」 私は目の前の鏡を見る、圭一くんの言う通りヒクヒクとさせながら指を食べていた。いや、おしゃぶりか。 「う、うん!はぅ!あっ!ほ、本当だ!あんっ!レナのアソコが悦んでいるよぉ!!」 段々自分が何を言ってるのか分からなくなってきた。 言葉で興奮させられ、愛撫で蕩かされる。 何より圭一くんに気持ち良くしてもらって頭も心の中もいっぱいいっぱいだった。 それでもオットセイを扱く手は止まらない。お尻に先っちょを押し付けて円を描く様に動かしながら扱く。 『欲張り』 確かにその通りだろう。 「も、もう駄目…!イッちゃう!イッちゃう!はあぁ!はうっ!!んあっ!!ああっ!!」 身体が跳ねて絶頂に到る。頭の中で白い光がスパークしている、ストロボの様に…。 「っ…はあっはあっ…」 息をする度に身体がヒクつく、圭一くんは何事も飲み込みが早いのか私を昇天させる方法をすぐに覚えていっている。 「愛液で少しシーツ汚れちまったな。てかレナ大丈夫か?」 「う、うん…大丈夫だよ。それより圭一くんは何処でこんな事覚えてくるんだろ。だろ?」 確かに何度もしていればコツは覚えるだろう、だが女の気持ち良い所をピンポイントで押さえて愛撫してくるのは不思議に思う。圭一くんはまだ…した事無いのに、何で知ってるんだろう? そんな考えから私は聞いてみたのだ。 「…エロ本と豊かな感性?」 まあ、模範回答と言うか当たり前か。 この年でそういうお店に行ったりとかは無いだろうし、他の女の子とどうこうってのも無いだろうから。 「そっか…あ!圭一くん、そろそろ花火買いに行かなきゃ!」 「ん?ああ、もうこんな時間かよ。じゃあ行くか」 「うん!」 今日は皆で花火をする約束が有るのだ。各々花火を持って来る様にと魅ぃちゃんに言われている。 だから私達は興宮に花火を買いに行かないといけないのだ、デートにもなるし丁度良い。 私は脱がされた下着と服を身に着けて髪を簡単に直す、最後に帽子を被って準備完了。 「ほら!圭一くん早く!」 ノロノロと服を着ている圭一くんを急かして家を出る。 汚れたシーツは明日洗濯機に掛けよう。だって今夜は…。 「はうぅ~♪かぁぃぃ花火がいっぱいあるんだよ。だよ!」 「へぇ…結構花火って種類あるんだな。おっ!これなんて面白そうだぞ!」 私達は今、玩具屋に居る。魅ぃちゃんの親戚のお店は今日お休みなので別の店。ここは近頃では珍しい、花火を単品売りしているのだ。 皆でするのだから質より量だが、スーパーに行って詰め合わせを買うってのも芸が無い。 だから単品で楽しそうな花火を買って行こう。という事になった。もちろん、詰め合わせも買う予定だけど。 「こ、これかぁぃぃよう~!圭一くん!買っても良いかな。かな?」 私は興奮気味に線香花火に頬擦りしながら聞いてみる。 「やっぱりレナのかぁぃぃ物の基準が分からねぇ…あ~カゴに入れとけよ」 圭一くんが『名人16連射』と書かれた花火を見ながらカゴを指差す。 「ねぇ圭一くん、沙都子ちゃん達も居るんだから、その花火は危ないんじゃないかな」 「そうか?う~ん…だったらこれか?」 そう言ってロケット花火を手に取る。 「だ、駄目だよ~!さっきより危なさがアップしてるんだよ。だよ!」 私の脳内では魅ぃちゃんと圭一くんと沙都子ちゃん。 三人がロケット花火を投げ合ってる姿が思い浮かぶ。 「これなんかが限界なんだよ。だよ!」 手の平サイズの打ち上げ花火を圭一くんに突き付ける。何より、この小ささがかぁぃぃ。 「いや待て!せめてコイツをボーダーラインにしてくれ!」 ネズミ花火を手に取って圭一くんが懇願する。 「うん。これなら大丈夫かな。ネズミさんの尻尾みたいでかぁぃぃし…」 「かぁぃぃって…まあ良いや。あとこれ辺りが…」 こんな感じで一緒に花火を選んでカゴ一杯買う。 これだけ有れば詰め合わせは要らないかも…。うん。あまり買い過ぎても余りそうだし充分だろう。 私達は夕飯代わりに喫茶店で軽食を食べた後、花火でパンパンになったビニール袋を持って雛見沢に戻る。 ちなみに夕方六時に古手神社の石段前に集合だそうだ。そこから河原に移動らしい。 「そういや、河原って祭の時に綿を流した所だろ?玉砂利が有って危なく無いか?」 「ううん。あの河原の下流の方だよ。地面が土の場所が有るから、そこだと思うな」 自転車を石段の前に停めて、私は圭一くんに説明する。まだ誰も来てないので、石段に腰掛けて待つ事にした。 楽しいお話しの時間。デートの予定を考えたり、くだらない事で笑い合ったりしていたが、段々Hな話しになってくる。 「それにしても、今日のレナは凄かったなぁ…凄い吸い付かれて腰が抜けるかと思ったぜ」 「け、圭一くん!お外でそんな事言ったら駄目なんだよ!誰かに聞かれたら…」 すると私の太股に圭一くんの手が置かれる。 「大丈夫だって…誰かが来たら止めれば済む話しだしさ」 太股を触っていた手が段々内側に移動し始めた。私は足を閉じて阻止して諫める。 「…レナ怒っちゃうよ?」 「じゃあさ、コレを何とかしてくれたら止めるよ」 と言って私の手を取ってズボン越しにオットセイを触らせられる。 「どうにかって…こんな所じゃ無理だよ」 もうすぐで六時とはいえ辺りはまだ明るい、そもそも道端でそんな事できる訳無い。 「あそこなら人も来ないし…なあ良いだろ?レナにして貰いたいんだよ」 ここから70メートル程離れた林を指差して、圭一くんがおねだりしてくる。 「流石にこんな状態で皆に会う訳にはいかないだろ。だから…さ?」 目をウルウルさせて圭一くんに催促される。そんな目で見られたら…してあげたくなる。でも、やっぱり私は躊躇してしまう。 「魅音にこんな姿見られたら…服をひん剥かれてしまうかも…俺の身体をレナ以外に見せたくないから・・・」 いや、魅ぃちゃんもそこまでしないだろう。 それより『俺の身体を[レナ以外]に見せたくないから』と言ったのに胸がキュンとしてしまった。 「はう…だったら皆が来る前に…行こう?」 結局は私の方が折れて、圭一くんの手を取って林に向けて歩きだす。 道からは死角になって見えない木陰に身を隠し、私は圭一くんの後ろに立って、ズボンの中からオットセイを出してあげる。 「圭一くんのオットセイいつもより大きくなってるんだよ。だよ」 「レナの柔らかい太股触ってたら、こんな風になってさ。ここまで歩くのも大変だったぜ」 右手でオットセイをゆっくり優しく扱いて、左手で圭一くんの胸をまさぐる。 「はぅ…まるで圭一くんに悪戯しているみたいなんだよ。ちょっぴり楽しいかも」 タンクトップの上から乳首を探し当てて指で転がすとオットセイが更に大きくなった。 「レナ…もう少し速く手を動かしてくれよ」 私は言われた通りにしてやる。 「ふ…う…」 段々圭一くんの口から吐息が漏れ始める。 「ねぇ圭一くん。良い事してあげよっか?」 調子に乗って来た私は圭一くんに、ある事を聞いてみることにした。 「は…良い事?」 「うん…気持ち良い事…圭一くんが腰をちょっぴり屈めてくれたら、してあげれるんだよ。だよ」 ゴミ山で見た、とある雑誌に載っていた気持ち良い事。本当かどうか分からないけど、してあげたくなってきたのである。 「あは♪ 良い子なんだよ。だよ」 素直に腰を屈めた圭一くんの乳首をよしよしして、私は耳元に唇を近付けていく…。 柔らかそうな耳たぶを唇で甘く咥えて味わう様に動かす。 「う…くすぐってぇ…」 身体をピクピクさせて圭一くんが言った。 「あむっ…ん…んう…ふふ♪」 なら、これはどうだろう?耳たぶを口に含んで舌で舐め回す。他の二ヶ所への愛撫も忘れずにシコシコ、クリクリしてあげる。 「うあっ!レナっ!や、やめっ!おあっ!?」 三ヶ所責めの気持ち良さに圭一くんが堪らず逃げようとするのを、私は乳首をイジメていた手をお腹に回して動けない様にする。 「ん…圭一くんかぁぃぃんだよ。そんなにお耳気持ち良いの?」 「あ…あうっ!」 「それともオットセイ?おっぱい?分からないから全部してあげるね」 再び耳たぶを含んで、オットセイを舐める時と同じ様に舌を蠢かせる。 「ちゅっ…ちゅっ。ちゅぱ…ふぅん…」 何回も吸いながら、舌先で耳の中を刺激する。 指先をオットセイの頭に絡ませながらリズム良く扱き、乳首に手を戻して指で挟んで揉みほぐす。 私も同じ事をされたら蕩けきってしまうだろう。まあオットセイを扱かれる気持ち良さは分からないけど、きっと背中がゾクゾクするくらい気持ち良いのだろう。 「レ、レナ!レナァ!あうっ!」 かぁぃぃ…可愛いすぎる…身体を震わせて私の名前を呼ぶ姿なんて女の子みたいで…。 自分が女の子としちゃっている様な錯覚すら覚える、ちょっと男の子の気持ちが解ったかもしれない。 「ふう…お外でオットセイをシコシコされて感じちゃってる圭一くんは変態さんなんだよ」 耳から口を離し、首筋に吸い付いてキスマークを付けた後、続けて耳元で呟く。 「でも…こんな事してて興奮しちゃってるレナも変態さんかな。かな?」 「あっ!…ううっ!レナァ…もう俺…俺っ!」 私の問い掛けに答える余裕も無いのだろう。圭一くんも限界みたいだからラストスパートに入る。 オットセイから出て来たHなお汁を先っちょに塗りたくり、逆手でオットセイの頭を持って扱きあげる。 いっぱいお汁が出てるから滑りが良い。だから少しだけ強めにオットセイの一番気持ち良い部分を攻め立てる。 「圭一くんイッちゃうの?オットセイがミルクをピュッピュッするところ、レナに見せて…。ねっ?」 幼児に言い聞かせている母親の様に、優しく耳元で呟きながら私はオットセイを責める手を休めない。 それどころか乳首からタマタマに手を動かし揉んで、さらに気持ち良くしてあげた。 「イ、イクッ!レナっ!レナっ!あっ!ああっ!」 腰をガクガクさせながら圭一くんがオットセイから勢い良く精液を吐き出す。両手でオットセイを扱いて手助けしてあげると吐息を漏らす。 「は、あ…ああ…うっ…!」 「あは♪凄い凄い!圭一くんのミルクいっぱい出ちゃってるよ?遠くまで飛んでちゃったんだよ。だよ!」 ヒクついているオットセイから手を離し口元まで持っていく、少しだけ手に付いちゃったから舌で舐めて綺麗にする。 口の中に圭一くんの味が広がる。青臭くて苦いミルク…圭一くんが出したと思うと苦にならない。 「はあはあ…んっ。レナって…もしかしてSっ気あるのか?」 「あはは♪女の子には秘密がいっぱいあるんだよ。だよ♪」 「何だそれ?けど凄く良かった…何つ~か堪らなかったぜ」 私はポケットティッシュでオットセイを拭きながら言った。 「イジメられて気持ち良かったの?実はね、レナも堪らなかったんだよ。圭一くんをイジメて興奮しちゃった」 ティッシュを丸めてポケットに突っ込んで続ける。 「でも…レナは圭一くんにイジメられるのが好きかな。かな?ううん。両方好きだよ。圭一くんとだったら、どっちも楽しいし気持ち良いんだよ…だよ」 「う…俺もレナとだったら両方好き…だな」 「はぅ…」 二人して顔を真っ赤にしてうつむく。私は圭一くんと同じ想いを共有できた事が嬉しくて、それだけでも『悪いネコさんなレナ』を見せて良かったと思ったり…。 梨花ちゃんみたいな事を言ったが、あながち間違っては無い。私達は『悪いネコさん達』なのだ。 お家で戯れ合った後、皆と遊ぶ前にHな事をして、何喰わぬ顔で皆の前に姿を現すのだから。 けど私達の仲が良くなら私は『悪いネコさん』でも良いかな。 私達は林から出て来た事を追求された時のアリバイ用に樹の幹に居たカブトムシを捕らえて、待ち合わせ場所に戻った。雄と雌のつがい、夫婦なのだろうか? 雄のツノもかぁぃぃけど雌のカブトムシ…小さくてかぁぃぃよう。小さくてかぁぃぃのは罪だ。 手の平の上のカブトムシを指でつつきながら私は口を開く。 「はうぅ~!圭一くん!カブトムシさん、かぁぃぃよう!お持ち帰りして良いかな。かなっ!?」 「止めとけって、そのカブトムシも自然の中で生きていたいだろうし。後で放してやろうぜ」 「はぅ。なら諦めるんだよ。でも見るだけなら良いよね。よね?」 「ああ。存分に見てやれ。おっ!もう皆来てるぞ!レナ急ごうぜ!」 「うん!」 圭一くんが私の手を取って走りだす。圭一くんの手は暖くて力強かった…。 「圭一さ~ん!レナさ~ん!早く来なさいまし~!もう皆さん待ってらしてよ~!!」 私達の姿を見つけた沙都子ちゃんが手を口に当てて叫ぶ。 「っはあ…!悪いカブトムシ探しててさ」 「ふう…すっごくかぁぃぃんだよ!ほら!」 私達は呼吸を整えながら、カブトムシを見せる。 「カブトムシねぇ~。本当は別の小動物と戯れていたんじゃないの~?『はぅ~~、圭一くんのツノ、かぁぃぃよぅ~。おもちかえりぃ~~!』なぁんて。うひひひひひひひひひひひ、ぐへぇっっ!!!」 図星を指されて一瞬出遅れてしまったが、なんとかレナパンを繰り出して魅ぃちゃんを沈黙させる。 ん…大丈夫、いつもと変わらない。なんとか誤魔化せたはず。 「じゃあ皆さん行きましょうか。時間が惜しいですし」 その後を受けて詩ぃちゃんが何事もなかったかのようにうまくまとめてくれた。 「みぃ~。楽しみなのですよ」 「あぅあぅ!レナもカブトムシと遊んでないで急ぐのです!」 私はカブトムシを放して、圭一くんと一緒に皆の後を追いかける。 後には倒れた魅ぃちゃんだけが横たわっていた。 河原に着いた私達はさっそく持ち寄った花火を見せ合い始める。 「おい魅音。何だこりゃ?」 「へ?何って…花火だよ。圭ちゃんこそ何言ってんのさ」 ロケット花火、連射花火、爆竹にクラッカー…まだ色んな種類が有るけど、言い出したらキリが無い。 魅ぃちゃんは戦争ごっこでもするつもりなのだろうか? 「お姉は本当、空気読めませんねぇ。普通花火って言ったらコレですよ」 詩ぃちゃんがそう言ってビニール袋をひっくり返し、大量の打ち上げ花火を地面にぶちまける。 「はう…二人とも何かが間違っているんだよ。だよ」 残りの皆は無難に手持ち花火を買ってきている。この二人…特に魅ぃちゃんは何を思って、こんな花火ばかりを買って来たのだろうか? 「にぱ~☆魅ぃも詩ぃも、かわいそかわいそなのですよ」 梨花ちゃんが満面の笑みを浮かべ背伸びして二人の頭を撫でている。 沙都子ちゃんと羽入ちゃんは、そんな私達とは離れて周囲の石を集めて点火用の蝋燭の囲いを作っていた。 早く花火がしたくて、ソワソワしているのだろう。 ニコニコ笑いながら仲良く準備をしている二人を見ていると、思わず笑みがこぼれてしまう。 「う~ん。おじさんのチョイスは間違って無い筈なんだけどねぇ…」 ブツブツ言ってる魅ぃちゃんを詩ぃちゃんが引っ張って行き、梨花ちゃんが後ろを付いて行く。 「圭一くん。レナ達も行こう?」 「おう」 さあ、楽しい夜の始まりだ。 「あ~!くそっ!まだ片付かねぇのかよ!」 「あはは…まだまだだね。圭一くん頑張ろ」 楽しい時間も終り、私達は周囲に散らばったゴミの掃除をしていた。 部活ついでに後片付けを賭け、皆でロケット花火を川に投げて飛距離を競ったのだ。 意外な事に圭一くんがビリで、投げるタイミングを誤って飛距離が伸びなかった私は6位…勝者の5人は 『後は若い二人に任せて…』 とか言いながら帰ってしまった。 私はロケット花火は危ないから止めようと言ったが、一回ポッキリの勝負だから。と言われてしてしまった。 その結果が今に到るのだ。 「まさか真上に飛んで行くとは思わなかったぜ」 そう。圭一くんの投げたロケット花火は放物線を描くどころか、天高く舞い上がって上空で炸裂した。 これでは計測不能で無効と言いたいが、やっぱり判定は負けな訳で。 何とか片付けも終わり、水と花火の残骸の詰まったバケツを地面に置いて圭一くんに話し掛ける。 「圭一くん。帰る前にコレやっていかない?」 ポケットから線香花火を取り出して、圭一くんに見せる。 「おお。それって一緒に店で買った奴だよな?まだしてなかったのかよ」 「うん。コレは圭一くんと一緒にするために残してたんだよ。ねぇ、しようよ」 「良いぜ、ちょっと待ってろ」 そう言ってゴミ袋の中から蝋燭を取り出して、ライターで火を灯す。続いて蝋を小石の上に垂らして、その上に蝋燭を固定した。 「はい」 私は線香花火を一本渡して、自分も袋から取り出す。 「この線香花火、持つ所が藁なんだな。初めて見たよ」 「紙をこよったのより、こっちの方が綺麗で火種も長持ちするんだよ。だよ」 私は腰を屈めて蝋燭の火で花火を点火しながら説明した。 同じく腰を屈めて、花火に点火した圭一くんが呟く。 「本当だ。普通のより綺麗かもな」 「レナね、線香花火が好きなの。儚くて綺麗だから…」 「最後の一瞬まで輝いて散っていく…物哀しいけど素敵…」 微かに火花を散らしながら輝く火種を見た後、私は圭一くんを見つめる。 「レナも、この線香花火みたいに最後の燃え尽きる瞬間まで輝いていれる人生を送りたいな…って思うんだよ。だよ」 「悔いの残らない、満足できる人生って奴か…」 「うん。でも実際には挫折したり後悔もするんだろうけど、それでも良い一生だったな。って想えたら素敵なんだよ」 「俺もそう思うよ。あ…」 圭一くんの線香花火の火種が地面に落ち徐々に光を失っていく。 続いて私の線香花火も同じ様に火種が落ちてしまった。 私は蝋燭の火を消して立ち上がり口を開く。ある事を言うために。 「…圭一くん。今日レナのお父さん、出張に行っててお家に居ないの…」 「突然どうしたんだよ?まさか俺にレナの家に泊まれとか…なんてな!ははは!」 「…そのまさかなんだよ。だよ」 「え?…けどさ…」 「レナ知ってるんだよ?今夜圭一くんも一人で御留守番だって…圭一くんのお母さんが昨日そう言ってたの…」 「一人ぼっちは寂しいんだよ。だよ。だから… レナと一緒に寝て欲しいな…」 <続く> れなぱん!(4)
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私、前原圭一は、操を狙われていました。 なぜ、どうして、操を狙われたのかはわかりません。 ただひとつ判る事は、 オヤシロさまの祟りと関係があったと言う事です。 どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。 これをあなたが読んだなら、その時、私は廃人になっているでしょう。 意識があるか、ないかの違いはあるでしょうが。 おかしい、何かがおかしい。 俺の名は前原圭一。東京からこの雛見沢へ引っ越してきたばかりの、村のニューフェイスだ。村のみんなは優しくて、初めての田舎暮らしに慣れない俺をあれこれと面倒を見てくれた。 よく耳にする、田舎は余所者を受け付けないなどという事もなく、俺はこの数ヶ月間を都会に居た頃とくらべて雲泥の差といってもいいほどにリラックスして送ってこられた……。 だけど、あの晩……綿流しのお祭りを境にして、世界は豹変してしまった。別に、レナや魅音といった俺の親友がおかしくなったとか、そんな話じゃない。もっと直接的で、体感的な事だ。 それは…… 「探しましたよ、お兄ちゃん!」 ジャーン! ジャーン! 「げぇっ富竹さん!!」 俺の背後に、やたらとダンディな声と鍛え抜かれた逞しいボディをビキニパンツ一丁でグググ! と誇示する、フリーカメラマンの富竹さんが現れた。いや、現れてしまったというべきか。 というか追いつかれたのだ。なぜなら俺は、今この男から全速力で逃げてきたのだから。俺は息がすでにあがっているが、富竹さんは余裕でとびっきりの笑顔を貼り付けたままだ。半裸で。 レナの宝探しに付き合っていた時に始めて会った富竹さんは、フリーのカメラマンを名乗る気弱そうな、どこにでもいそうなおっさんだった。ただひとつ、鍛え抜かれたボディを除いて。 富竹はいつも鷹野さんという綺麗なおば……女性と一緒にいて、綿流しのお祭りの時もそうだった。だけど、一夜明けてみれば鷹野さんは失踪し、そして富竹さんはビキニパンツ一丁の半裸という格好で俺の前に現れる様になってしまった。 それも、彼はどこをどうトチ狂ってしまったのか、この雛見沢をトミタケアイランド呼ばわりし始めた上に、俺の妹を名乗って大好きですとかいって追いかけまわしてくる。彼がこんな変態だったとは……。 いや……だけど、富竹さんはそういえば、初めて会った時にも君のような美少年がどうのこうのと言っていた。もしかしたら、いや、もしかしないでもそうだ、そうに決まっている。 富竹さんはガチホモの上にショタコンなんだ。救われないぜ……。俺が。 そうさ、これが富竹さんの本性だったんだ。だから鷹野さんはきっと、それに気づいて*されてしまったんだ。くそ、これ以上この場にとどまったら俺もどうなってしまうか解らない……!! 「あんなに約束したのに、ひどいじゃない!」 「うるせぇ来るな、来るんじゃねぇぇぇぇっ!!」 俺は言う事を聞きたがらない脚に鞭を打って再び駆け出す。今、富竹さんに捕まってしまったら、きっと俺は二度と戻る事のできない深みに落ちていってしまう気がする。 だから、逃げる! 全速力で! きっと今なら、カール・ルイスにだって競争して勝てるだろうと思えるほどの速度で、あぜ道を走る。走って走って、走り抜ける。目的地は魅音の家だ。俺の家は恐らく、すでに特定されてしまっているから危険だ。 魅音なら訳を話せばきっと俺を匿ってくれるはずだと親友を信じて走る。 これだけの速度だから、さすがの富竹さんも俺に追いついてはこられなかった。というかあの人、はだし、だから……。そしてようやく魅音の家にたどり着いた。 相変わらず大きな家だ……珍しいインターホンを押して、魅音に取り次いでもらおうとする。 しかし、俺がインターホンに手をかけるまえに、重そうな門戸がぎぃーっと開かれる。そして中から現れたのは…… 「待ってたよ、兄ィ!」 張り裂けんばかりの笑顔の富竹さんだった! いやもうさん付けなんていらない、こんな変態、トミタケで十分だっ。しかも兄ィなんて、異様に気持ち悪い呼び方をされた。やめてくれ。 「ぎゃあああっ! なんであんたがここにいるんだ!!」 「それは運命さ! 兄ィと私は運命の赤い糸で……」 「うっせぇええええ! 俺の魅音を返せよぉぉぉ!! うわああああっ!!」 もうだめだ、ここにトミタケがいるって事は、きっと魅音は*されてしまったに違いない。俺は号泣しながら身を翻すと、他に俺を匿ってくれそうな家を考える。 どこだどこだ、どこに逃げればいい……! ……そうだ、沙都子と梨花ちゃんの家なら! ちょっと遠いが、あの二人なら奇想天外な方法で俺を助けてくれるはずだ。小さな女の子に助けを求めるなんて男として情けない話だが、今はそんな事を気に掛けている場合じゃない! 「あ、兄ィ、待ってよぉ!!」 やっぱり後ろから追いかけてくるトミタケを尻目に、俺は二人の家へまっしくらだ。梨花ちゃんの策略と沙都子のトラップがあれば、あんな筋肉ダルマなんて一網打尽にできるはず。とにかく急げ。 しかし俺が疲れてきたせいか、さっきよりも脚の速度が上がっている気がするトミタケをなかなか振り切れなかった。それでも、林を通ったり田んぼを突っ切たりしてなんとか撒いて走ると、二人の家が見えてくる。 「お、おぉぉい! 沙都子ー! 梨花ちゃーん! 頼む、開けてくれ!! 今は何も聞かずに俺を匿ってくれ!!」 そんなに大きい家じゃないから、叫べば聞こえるはずだ。すると俺の願いは叶ったようで、すぐに上の階からどんどんと二人分の足音が降りてくるのが聞こえる。俺の悲壮な声に緊急性を感じてくれたのだろう。 しかし。 「兄君様、どうなさいました!?」 「どうしたのですか、兄上様……」 俺の目の前に現れたのは、可憐な二人の少女ではなく……鍛え抜かれたボディが逞しいトミタケだった! それも二体……二体だと!? 俺の眼が点になる。いやまて、トミタケはトミタケであって、唯一無二の存在のはずだよな。生き別れの双子がいたなんて話、聞いた事もないぞ……いやもうそんな事はどうでもいい。大事なことは、悪魔が二匹になったって事だ! そして梨花ちゃんと沙都子まで*されてしまったということだ! なぁんてことだ……ええい、こうなればここもデンジャーゾーンでしかねえ! 涙も枯れ果たて俺は、生きるために踵を返して最後の希望であるレナの家へ向かって飛び出した。 レナは自分の家に俺をあげるのをを嫌うが、だけど、これだけの事態だ……話せば解ってくれるはずだ! ……でも、魅音が*されて、沙都子と梨花ちゃんも*されたとなると……いや、まさか、そんな。レナに限って、そんなはずが……! 俺はレナの無事を願って彼女の家へと走ったが、しかしそんな願いは無惨にも打ち砕かれる事となった……俺の悪い予感が的中する。 そう、息も絶え絶えにたどり着いた竜宮家の玄関から出てきたのは、あのかいがいしく可愛いレナではなくて―― 「はぅ~~~兄チャマ見つけた! お持ち帰りィィィィィイ!!」 トミタケだった。 俺は絶望と怒りの余りに絶叫する。天をも突かんばかりに怒りの声を空へ放つ! 「くそぉぉおおおお! 俺の大事な人をみんな*しやがってぇええ! しかも気持ちの悪い真似まで……もう許さねぇぞ!! 大石さんに援軍を頼んで、てめぇを一五〇〇秒で雛見沢から消し去ってやる!!」 だけど結局、どこまでも他力本願な俺は玄関に置いてあったレナの形見の自転車を奪って輿宮の町を目指す。亀有のお巡りさん並の勢いでペダルをこぎまくる! たぶん、時速一〇〇キロは出ているはずだ、もの凄い勢いで景色が流れていく。この調子ならすぐに輿宮の町につくぞ! そして、あっという間に輿宮の町へ着いた。なんだか人気が感じられないが、構わず真っ先に警察署を探して駆け込んでいく! 俺の名を出せばすぐに捜査一課に通されるはずだ。 大石さんは俺を貴重な情報源と思っているらしいからな……! ちょっとしたVIP待遇みたいなもんだぜ。うぇっww だが、署に入ってみて違和感を感じた。おかしい――静かすぎる。まさか、いやそんな馬鹿な。 それに大石さんは別に大切な人じゃないぞ……んっふっふ、なんて笑いが気に障る程度のおっさんに過ぎないんだ。 というか俺の頭を踏んづけてくれた恨みは忘れねぇぞ。 だ、第一、トミタケといえど警察署の人間をまるごと**してしまうなんて、できるはずがない……。 なんて思っていると、俺の背後から聞きなれた笑いが飛んでくる。それにほっと安心した俺がいけなかった……。 「んっふっふ。来てしまいましたか、お兄ちゃん……」 お兄ちゃん、だと。まさ、か…… 俺は、錆び付いた歯車みたいにギギギと音がなりそうな程にぎこちなく首を後ろに回す……見たくない見たくない、見たくない……そう願ったが、やはり俺の眼に入ってきたのはトミタケだった。 悲鳴を上げて逃げ出そうとするが、しかしこのトミタケは俺を追いかけようとはせず、むしろ諭すような口調で俺を呼び止める。それは大石さんの喋り、そのものだった。 それに違和感を感じた俺は、勇気を振り絞って立ち止まる。 ……よし、トミタケは動かないみたいだ。他のトミタケとは違う……? そんな問いを俺は謎のトミタケに投げかける。すると、謎のトミタケは静かに語りはじめた。 「こんな姿をしてはいますが……私は大石です。あなたの敵じゃあありません」 「だ、だけど! どう見ても大石さんじゃなくてトミタケじゃないか!」 「いいから話を聞いてください、いいですか。今、この辺り一体には恐ろしいウィルスが蔓延しているんです」 「な、なんだって? ウィルス!? もしかして、トミタケの豹変と関係があるのか!?」 「そうです。そのウィルスの名前は「T-ウィルス」……ちなみにTは、トミタケのTです」 「んな事どうでもいいよ! そのウィルスがどうしたっていうんだよ!」 「このウィルスは、鷹野三四によって人為的に散布されたものです。いわば、生物兵器……!」 「な、なんだって? 鷹野さんが? なにがどうなってるんだ……」 訳のわからない俺に、謎のトミタケが勝手に核心に迫っていく。俺はもはや、呆然と立ち尽くしてその話に耳を傾けているしかなかった。 「そしてこのウィルスがヒトに空気感染すると、皆このようなトミタケになってしまうのです……身も心も!」 「なんてことだ……あのトミタケは、レナや魅音の成れの果てだったっていうのかよ……そんなのって……! ……・じゃ、じゃあなんで俺は大丈夫なんだよ……あんたも、心はトミタケじゃないみたいじゃないか」 「……私は、今しがたこの町に帰ってきたばかりです。まだ症状の進行が浅い……鷹野三四の陰謀をつきとめ、危機を知らせようとしたが遅かった……! だけど、お兄ちゃん! う、ぐぐぐ……! 違う、前原さん! あなたは違う、あなたは奇跡的にT-ウィルスへの耐性が備わっていた! だから前原さん、あなたは今すぐ町を脱出して遠くへ逃げ延びるんです。 そしてこの危機を、雛見沢大災害の事をどうか全世界に伝えて欲しい! このウィルスが世界中にばら撒かれたら、この世の終わりが来る……! だからだかだかだか……うぅ、お兄ちゃーん!」 く、くそ! とうとう大石さんまで感染しちまった……なんだかよく解らない。 なんでトミタケ化すると俺をお兄ちゃんと呼ぶのかも解らないが、とにかく俺は世界の命運を握っているらしい。 だけど鷹野さんが全ての黒幕だっていうなら、皆のカタキを取ってやる。泣いたり笑ったりできなくしてやる!! よし、逃げるぞ! そうだ、東京へ戻ろう! 金がないなら歩いてでも行ってやる! そうして復讐に燃える俺は警察署を飛び出した。 だが、警察署から出た瞬間に俺の進路を一二人ものトミタケが塞ぐ! くそ、こいつら待ち伏せてやがったな!! 「お兄ちゃん!」 「お兄ちゃま!」 「兄ィ!」 「お兄様~!」 「おにいたま~」 「兄上様!」 「にいさま!」 「アニキぃ!」 「兄くん……」 「兄君様ぁ!」 「兄チャマー!」 「兄やぁ~」 野太い声でおぞましいセリフを吐くトミタケ軍団が俺を襲う……! 「ぐわあああっ!! てめえら、俺をどうするつもりだぁああっ!!」 俺は必死にトミタケたちを払おうと抵抗するが、鍛えられたトミタケのボディから繰り出される肉体的接触は、俺などではとても抗えないレベルで……! く、くそ、こんな所で、こんなところでぇぇぇぇ……!! 俺はトミタケまみれになり、意識がブラックアウトしてい、く…… ごつん、と頭になにかが当たる音がした。頭をふっと上げると、青い髪の女の人が怒ったような顔で俺を見ていた……。 「あ……知恵、先生……」 「前原くん。授業中ですよ!」 「ゆ、夢だったのか……良かった、良かったぁああああ!!」 悪夢から救われた事に身が打ち震えて、俺はついがばぁっと知恵先生に抱きついてしまう。 知恵先生、おしりがイイよなうぇへへへへなんて邪な感情は一切抱いてなどいない。 ただ、まともな人間を久しぶりに見た様な感覚に安穏を得ようとする体が言う事を聞かないだけで。あぁ、良いニオイ~。 「ま、前原くん! やめなさい、そんな、まだ心の準備が……いやそうじゃなくて」 「先生ぇ~~俺怖かった、怖かったよぉぉぉ」 どさくさに紛れて先生の胸の谷間に顔をうずめてぐりぐりする俺を遠目に、他の生徒たちがひそひそ話をする。 「みー。なんだか今日の圭一は様子がおかしいのです。まるでセクハラオヤジなのです」 「圭一さんって年上好きでしたのね……それにしても大胆ですこと」 「そんなぁ……け、圭ちゃ~ん……」 「先生~~!」 「前原くん、放しなさいっ、あ、いやっ、そんな所さわっちゃダメぇ!」 何か興奮してしまって止めるに止められない状態になってしまった俺は、だから背後に近づく巨大な殺気に気づく事ができなかった。 その手が肩に触れてはじめて気づき、自身の愚かな行為を悔いるまでは――。 「あはははははははは。圭一くん……見損なったよ。そんなハレンチな人じゃないと思ってたなぁ……卑劣漢。恥知らず! これが前原流のやり方なの?! 私ばっか喋り尽くめ? 黙ってんじゃないわよッ!! 聞いてんの前原圭一ッ!!」 レナが、どこから取りだしたかの大きなトマホークを構えて鬼の様な形相で俺を睨んでいた。 あの、レナさん? それってもしかしてゲッタートマ…… 「うっさいなああぁぁぁッ! 黙ってろって言ってんでしょおおおぉぉッ!!」 「ちょ、待て、何も言ってねぇえええ!」 「あはははは! お前は汗の代わりに血を流せばいいやぁぁっ!」 あ、だめだ聞いてない。 そうして俺は暴走したレナのゲッ○ーストラングルを喰らいながら、意識を飛ばしていく。くそー……なんであんな夢を見ちまったんだよぉ。 そして、まさかレナに引導を渡されて人生を終わるとは思ってもいなかったぜ……。 あぁ、もうすぐ七夕だな……それまで生きていたかったなぁ。 ……でも、もし生きながらえたら、短冊の願い事は絶対にこう書いてやる! 「トミタケが喉を掻き毟りますように」 これを読んだあなた。 どうか真相を暴かないでください。 どうかそっとしておいてください、思い出したくありません。 それだけが私の望みです。 前原圭一 プリンセス・オブ・トミタケ ~究極 男の妹~ 完
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うみねこのなく頃に CRIMSONMOON 管理人 鏡冥素材区分 P 備考
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魅音が学校に来なくなった。 正確には魅音でない詩音が学校に来ている。 本人に聞いたわけでもないが、確かにあれは詩音だ。 それに気づいたのは魅音と付き合っていた俺だけのようだった。 レナも沙都子も梨花ちゃんも、先生もみんな気づいていない。 詩音にもそれを言い出す気にもならなくて、悶々としたまま2週間が過ぎた。 放課後の部活も「おじさんちょっとバイトがあるから~」とやらないまま。 沙都子も「最近魅音さん付き合い悪いですわよねー」と不満げに漏らすが 特に気にしているようでもなく、毎日梨花ちゃんと手をつないで帰っている。 放課後の部活がなく、少し魅音がよそよそしいだけ。 …それだけだ。他は何も魅音と変わりない 自分に何度も言い聞かせるが 魅音の席で頬杖をつきぼーっとしている詩音を見ていると なんで魅音が来ない?と少し苛立つ。 すごく、切ない キンコーン、と校長の鳴らす終業を告げる鐘。 きりーつ、れー と詩音の号令がかかり、皆がばたばたと帰りの支度を始める。 また今日も部活はやらないんだろ、と俺も支度を始める。 レナや沙都子、梨花ちゃんもそう思っているようで 支度を始めていた 魅音の方に視線を向けると、「あ。」という感じでこっちに駆けてくる 「今日は一緒に帰れないんだ。レナと二人で帰ってくれる?」 ごめんね、と謝る魅音、いや 詩音。 いつもの魅音ならそんなことは言わず 走ってかえろ と笑う。 そして気を利かせて二人で帰らせてくれるレナにごめん、と謝ってから 少し頬を赤く染めて俺のそばに駆けてくる。そしてぎこちなく指を絡めてはにかむ。 急ぐよー!と笑いながら走り出す 鞄を振り回しながら、楽しそうに それが俺の好きな園崎魅音だ。こんなのは魅音じゃない。 とは言っても その他は魅音そっくりだ。右手で消しゴムをいじるクセも、肩を竦めてみる様子も。 レナ達が気づかないのも無理はないか と思いつつも少し悲しくなる。 俺の沈黙が了承と思ったのか詩音が俺の横を走り抜ける 高く結んだ髪がゆれて 甘い香りがする。 下級生に混じりながら走るその後姿を見ているとまた切なくなる 魅音…お前は今 どこで何をしているんだ? 詩音なら知っているか 代わりにきているくらいだから知っているはずだ 詩音に問い詰めよう。 走って 追いかけて 腕を掴んで逃げられないように。 少し強い声で 魅音は? と 思ったらすぐに実行しなければ。 レナにごめん!ちょっと急ぐから!と声をかける。 思ったより強い声が出たからか、 レナが少し驚いたようにしてから うん、気をつけて という声を聞いてから教室を飛び出す。 廊下を駆ける 周りにいる下級生たちが邪魔だ。 掴んだ鞄を横に振り、牽制する ビュッ と空気を切る音がして、続いて下級生がひっと息を呑む音が聞こえた。 黙って道を開ける下級生を一瞥してそのまま走り続ける。 下駄箱まではすぐだ、しかし此処でモタモタ靴を履き変えていると詩音との差が開いてしまう。 乱暴に上履きを下駄箱にぐしゃりとしまい3秒で靴を出す! 靴の踵を踏みながら走り出す はっと短く息を吸うと外の空気が肺に広がる。 少し遠くに詩音の後姿が見える。 それ程離れてはいない 男と女の差だ。全力疾走すれば追いつくだろう 地面を蹴り上げる足と思い切り振る腕に力をこめる。 踏んだままの靴の踵のせいで少し走りにくい だが急がないと…! もっと腕と足に力をこめる、 徐々に詩音の後姿が近くなり、やがて追いつく。乱暴に詩音の腕を掴む。 走っていた詩音は少し前のめりになってから立ち止まる。 「圭ちゃん?」 驚いたような顔で俺の名を呼ぶ詩音、その声は魅音そのもので また俺の胸を痛めた。 ふぅ、と荒い息を押さえつけ なるべく冷静な声を出そうと努める。 「いい加減魅音の真似はやめろよ…!」 あ、と意外そうな顔をしてから詩音は髪を束ねるゴムバンドを外した。 長い髪がふわりと広がって、背中に垂れる。 髪を解くだけで魅音というより詩音っぽくなった。 髪型だけで印象って結構変わるのか…。 詩音はにこりと笑って口を開く。 「やっぱり圭ちゃんはお見通しでしたか。流石お姉の彼氏!」 「ふざけるなよ、魅音はどうした!」 ぐっと詩音の腕を握る手に力をこめると詩音が俺を睨む。 「放してください」 逃げたりしないだろうな、と思いつつも手を放す 詩音はふう、と大きくため息をついた。 「お姉 今ちょっと取り込んでるんです」 取り込む?園崎本家のことだろうか 詩音はそんな俺の心境を見抜いたのか、当たり とつぶやいた 「今鬼婆が寝込んでるんです。それで…」 「次期頭首の魅音がその代わりに色々やってるのか?」 「ええ、そうです」 まったくと言った風にため息をつく詩音 違う お魎さんが寝込んだら村中の人達が騒ぐはずだ 詩音の嘘…? 「お魎さんが寝込んだだけで2週間もか?おかしくないか?」 あ、と詩音はまた意外そうな顔をしてからまたふう、とため息をついた。 「圭ちゃんにはかないませんね…。悟史くんが帰ってきたんです。」 悟史っていうと鬼隠しにあったっていう…? 「ええ、そうです。実際は少し病気で入院してただけなんですけど。 今度から毎日の薬剤の投与によって日常復帰できることになったんです。 今はまだ…入院していますけど」 心なしか詩音の声が高くなった気がする。 そういや詩音と悟史は仲がよかったと魅音に前聞いた。 「へえ… で、それと魅音とどういう関係があるんだ?」 嘘をついて学校を休む程重大な何かがあるのか 「はぁ… お姉は悟史くんが好きなんです。」 え?だって俺と魅音は… 「ええ、それに私と悟史くんも好きあっています。 お姉は以前、あ、以前っていうのは悟史くんが【失踪】する前…のことです お姉と私は双子ですし 好きなタイプも似てたりするんですよ? だから…その前、えっと お姉は結構悟史くんにベッタリだったみたいで… 家同士の事情もありますし、結構隠れてたみたいなんですけど…」 ベッタリ?悟史に?魅音が…? 「悟史くんも、お姉を嫌ってはいませんし…。正直困ってるんです。 最近入院先に押しかけてきてて、…あはは ごめんなさい。 だからちょっと圭ちゃん 助けてくれませんか?」 「助けるって…何をだよ」 フフフ、と不敵に詩音は微笑み白い指を俺の首筋に這わせる ひんやりとした指はぞくりと不思議な感覚を呼ぶ 詩音はそのまま耳元に口を寄せ、内緒話でもするかのように言った 「私と、悟史くんと、圭ちゃんを…です」 耳元で囁かれたその言葉はなんだかひどく艶かしく、秘密めいていた ど、どうするんだよ、と情けないと自覚できる程情けない声が出た 「あはは、興味あります?やっぱり」 ぱっと俺の首筋から指をはなし あはは、と詩音は笑う 「誤魔化さないで教えろよ…っ」 「圭ちゃんちょっと怖いですよー?もっと気楽に気楽に」 「な…っ だから誤魔化さないで教えろって!」 「えっとね…ふふふ」 詩音はんー、と唇に人差し指をあて、言うべきかどうかを思案していたようだったが 「あはは 当日になったら教えます」 と、身を翻し園崎家の方へかけていった それはもう【詩音】で魅音の面影はなく、 その後姿を見て切なさを感じることもなく、ただ魅音に裏切られたような 少しだけ虚無感があった。 自分があれだけ魅音を想っていた時に、魅音の想いは悟史の元へ向かっていたのだろうか 少し苛ついた 大きく息を吸う。 さっきまで息をとめていたわけでもないのに 少し涼しいこの空気が心地よかった 苛立ちで赤くなっていた顔が冷えていくのが分かる それでもまだ顔は熱くて、魅音や詩音や悟史とか色々な感情が渦巻いている。 俺は魅音が好きだ それを魅音に伝えた時 潤んだ瞳で私も、と言ってくれた だからそれを疑うこともなく俺は信じてきた でも…… ふと眼前の建物を見上げるとそこは自宅。 いつの間にと思いつつもドアノブに手をかける がちゃり と施錠の感触 「あれ、親父達どっかいってんのか?」 ポケットの中を弄る。 鞄の中、ポケット全部を探るか鍵はいっこうに見つからない 「家に入れない?ちょっとやばいんじゃないか…」 雨も降りそうだしなぁ…と呟き空を仰ぐ 額に冷たいものがあたる 「雨…!」 数秒空を見上げているとポツポツとしていた雨が激しくなっていく 「やべっ…」 家の前まで来て立ち往生なんてごめんだ 濡れるよりは学校かどこかで雨宿りさせてもらったほうがいいそう思い走り出す そうだ 学校じゃなくても魅音のうちとか…。 でも今魅音のうちに居るのは詩音だ さっきの意味深な言葉もあり なんだか会い難い気がした 雨の中を走るのは中々心地よく、びちゃびちゃと靴の中には水がたまったが特に気にならない 少し浮いた気持ちはパパーッと車のクラクションで現実に引き戻される 「やっぱり前原さんでしたね」 声のしたほうを振り返る にこりと車の中から微笑むのは… 「監督?」 「ほら、やっぱり前原さんですよ そんな隠れないで」 助手席に座っている人に監督は話しかける 「ちょっ…監督!やめてよ… 早く行かないと」 「魅音!?」 助手席から聞こえたのは確かに魅音の声 いや、詩音なのだろうか 「け、圭ちゃん…」 「魅音なのか!?今までなんで学校やすんでっ・・・!」 車に駆け寄り開いた窓越しに怒鳴りつける 「ほらほら前原さん落ち着いて 魅音さんとお話したいなら車へどうぞ、濡れますよ?」 じゃあ失礼します と呟いて後部座席のドアを開ける 助手席には魅音、運転席には監督 後部座席には・・・ 毛布に身を包んだ誰かが座っていて、その隣に座ると肩に俺の頭を預けてきた。 眠っているようで 規則正しい呼吸音がする 「えっと・・・なんかすいません」 靴は未だぐちゅぐちゅと音をたてていたが、 後部座席を振り返る監督はそれを嫌がる素振りはなく出発しますよ と言った ざーー、とより強くなった雨の音。 見難い窓の外は後ろへと流れていく。 俺に頭を預ける人の方を見る 頭の大半は毛布で隠れているが、はみ出ている髪は色素が薄く車が揺れるたびサラサラとゆれた 次に助手席を盗み見ると角度的に魅音の顔は見えず、唇をかみ締めていることと 片腕をつねるように握っているのしかわからなかった そういえばこれからどこへ行くんだ? 雨だからか、随分とゆっくりな監督の運転は眠気を誘った。 それでも窓の外を眺めると、少しだけ見覚えのある景色 そうだ、梨花ちゃんちへの道 何度か神社へは行った レナや、魅音たちと。 そのときの魅音の笑い声が蘇り、また胸を締め付ける がたん、とまた車が揺れる もう寝てもいいかな・・・ ぺちぺち、と軽く頬をたたかれることで俺は目を覚ました 「あ、やっとおきた」 さっきまで隣で寝ていた人・・・俺と同世代ぐらいの少年が俺の頬を叩いていた 「むぅ・・・えっと 初めまして、だよね?僕は北条悟史 悟史でいいよ」 にっこりと微笑み・・・悟史は言った 初めて見る顔だ 雛見沢の人間じゃないのか? いや ちょっとまった さっきこいつはなんていった? 僕は北条悟史 悟史? 「悟史くんが帰ってきたんです」「お姉は悟史くんが好きなんです。」 詩音から聞いた話が思い出される こいつが・・・ 「むぅ…君は?名前。」 俺がよっぽど黙っていたからか悟史が申し訳なさそうに口を開いた 「圭一、 前原圭一」 まるで聞き覚えのある、と言った様な風に悟史は俺と魅音の顔を見比べた。 「そっか!君が圭一かぁ 詩音からよく聞いて「悟史!」 魅音が怒鳴る 悟史はむぅ、と苦笑した 車がとまる。 「此処でいいですね」 監督が魅音にそう聞き「はい」と魅音が答えた 「では私達は少し行ってくるので待っていて下さい。車から出ないで下さいよ」 監督はバサリと傘を開き神社の石段を登っていく 魅音もその後に続いた。 「むぅ 置いてかれたね、僕ら」 「そ、そうだな」 普通の友達のように話しかける悟史 その間も詩音の言葉が頭の中で渦をまいていた。 「さ 悟史は」 疑問が言葉になる 聞きたくもないことが。 「詩音が すきなのか?」 違う 嫌い そうじゃないよ そう答えられたらどうなる? それは悟史が魅音を好きかもしれないと、そういうこと…だ。 俺はどうする どうにかできるのか…? 「え?どうしたの? むぅ…答えるからその怖い目やめてくれよ」 よほど怖い目 をしていたのか緊張を和らげると悟史はまた笑った 「うん 好きだよ。詩音は。ずっと僕の力になってくれた」 照れ隠しか悟史は頬をかいた 「へえ… 仲いいんだな」 少し皮肉っぽくなってしまった。 「あはは 惚気っぽいかなー ふわ…」 悟史は大きな欠伸をしてから こて、とまた肩に頭を預けてきた 「ごめん…眠いんだ ちょっと眠らして……」 ざー、と雨は降り続ける 今窓を開けたら雨が全部入ってくるのだろうか と考えながらまた魅音に思いを馳せる
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注意書き 赤ちゃんプレイ風味です。 「んじゃあ、ちょっとお茶入れてくるから待っててね~? レナ~」 「うん♪ ありがとね、魅ぃちゃん♪」 魅ぃちゃんは敷いてあった座布団から立ち上がると、お台所のある方に向かいました。 ガラララっとふすまを開けると、魅ぃちゃんの廊下を歩いていく音が遠ざかっていきます…。 ほんとはレナも手伝おうか?って聞いたんだけど、お客なんだからいいよいいよって断わられちゃいました。 はぅ、残念……。 「ん……良い香り……。 何のにおいかな……?」 魅ぃちゃんがいなくなると、レナは座布団に正座していた脚をくずし、グっと背伸びをして後ろに倒れこんじゃいました。 ん……ちょっとお行儀悪いかな? でも、この和室のお部屋に充満している、お香のような香り……。 それがレナをとてもリラックスさせてくれて、つい畳に身を預けちゃったんです。 はぅ……きもちいい。 レナはおもわずゴロゴロと畳の上で転がっちゃいます。 「う~ん……このまま寝ちゃいたい気分だよぉ♪ う~んう~ん……」 い草の良い香りを鼻で嗅ぎながら、そのままつい目を閉じちゃいたくなります。 あぁ、でもそんなのダメダメ……。 こんなお行儀悪いとこ、魅ぃちゃんならともかく、お婆ちゃんにまで見られたら叱られちゃうもんね……♪ だからがまんがまん、レナ我慢だよぉ。 ……それに今はレナよりもっと『お行儀の悪い子』が一緒にいるんだから、レナがしっかりしないとだもんね……? はぅ~、ママはつらいよぉ……。 「ん……わかってる、わかってるから……。 魅ぃちゃんが帰って来たらいっぱいシテあげるから、もうちょっといい子で待ってようね~?」 クイクイとスカートを引っ張られるのを感じながら、レナはそうその子に言い聞かせていきます……。 レナ達は今、魅ぃちゃんのお家に遊びに来ています。 学校が終わって、部活も終えたレナ達はそのまま三人で下校して、この園崎のお家に寄らせてもらったの。 雛見沢で一番大きいお家なんだよ、はぅ~♪ 魅ぃちゃん家にはたまにこうして遊びに来てたんだけど、最近はちょっと……ちょっと『別のこと』に夢中になっちゃってて、ほんとにひさしぶりに寄らせてもらったんだぁ♪ うん……その『別のこと』っていうのはね……? 「ん……? クス♪ ふふ、ふふふふ……もう……ダメだよぉ……♪」 ちょうどその子のことを考えていると、レナはふとももにくすぐったいものを感じました。 何かイタズラしてるのかな? こちょこちょとくすぐられるような感触です。 それが何をして欲しい仕草かわかっているレナは、ゆっくりと身を起こして……その子の頭をナデナデと撫でてあげます。 「クスクス……どうしたの? もうガマンできなくなっちゃったのかな?」 そう優しく語りかけてあげると、その子はそうだと答えるようにふとももにすり寄ってきました。 ひざまくらして欲しい……のかな? レナのふとももにお顔をスリスリしてくるの♪ 「ふふふ♪ いいよ、おいで~? レナママがひざまくらで、きもちいいシテあげる……♪」 レナがそう言ってあげると、その子はちょこんと頭を乗せてきました。 ほっぺをスリスリして、ふとももの感触を感じてるみたい……。 とっても気持ちよさそうな顔してるもん♪ そんなにレナのふともも、やわらかいのかな……? ごろごろごろ~って、猫ちゃんみたいに甘えてくるんだよ……かぁいい♪ 「まったくもう……♪ 魅ぃちゃんが来るまで待てないなんて、イケナイんだよ……だよ? そんな悪い子にはお仕置きしちゃうからね~……♪」 レナはお母さんが子供を叱るように、その子のほっぺを叩いてあげちゃいます。 ペチン!って。 はぅ……でもそれでもその子は甘えるのをやめてくれないの。 お顔をますますスリスリしてきちゃって、しまいにはレナのスカートをめくろうとまでしてきちゃうの……。 もう、ほんとにエッチな悪い子さんだなぁ……♪ 「まったくもう、どうしてこんなに甘えんぼさんになっちゃったのかな~? 『圭一くん』は♪」 しかたなくレナは、その男の子を膝で甘えさせてあげることにしました……。 ……うん、そうなの。 男の子といっても、レナや魅ぃちゃんとほとんど年の変わらない子。 ちょっと前まではレナ達のお友達で、学校ではよく梨花ちゃんや沙都子ちゃんと一緒に五人で遊んでました。 あ……この言い方はよくないかな? まるで今は友達じゃないみたいだもんね。 うん、もちろん今でもお友達には変わりないよ? レナ達の中では唯一の男の子だけど、大切な仲間であることには変わりないもん。 今でもレナの大好きな『圭一くん』……だよ♪ はぅ、大好きな圭一くんには変わりないんだけど……。 う~ん、やっぱりちょっとちがうのかな? だってこの甘えん坊な男の子。 前原圭一くんは、レナ達の知ってた頃の彼とは大分ちがってきちゃってるから……。 圭一くんがこうなったきっかけは、あの日の罰ゲームだったと思う。 その日もいつもどおり、レナ達はみんなで放課後の部活に勤しんでました。 圭一くんはもちろん、魅ぃちゃんに沙都子ちゃんに梨花ちゃん。 そしてレナも含めた五人で、定番の鬼ごっこをやったの。 普通、こういう運動系のものは男の子が勝つことが多いと思うんだけど、レナ達部活メンバーはそんなの関係ないの。 みんなが色々な特技を持っていて、条件はほとんど一緒だから……結果がそうなるのも、別に不思議じゃなかったかな? その時の敗者は圭一くんに決まりました。 それでその時トップになった、魅ぃちゃんが彼の罰ゲームを決めることになったんだけど……。 たぶん、それはほんとにきまぐれに決められた罰ゲーム。 魅ぃちゃんも思いつきだったんだろうね。 だって今まで、そんなおかしな罰ゲームやったことなかったし……。 でも今思うと、それがきっと圭一くんがこうなったきっかけだったんだろうなぁ……。 『今日一日、おじさん達の前で赤ちゃん言葉で過ごすこと!』 それが魅ぃちゃんの考えた罰ゲームでした。 まあ、魅ぃちゃんらしい……のかな? もちろん圭一くんはすっごく嫌がったの。 当然だよね? 大のの男の子が赤ちゃん言葉なんて、とてもじゃないけど恥ずかしくてできないもん……。 レナだったら恥ずかしくて死んじゃう……はぅ。 でも残念ながら、部活の罰ゲームは絶対。 それは圭一くんもよくわかっているから、最後には結局、しぶしぶだけど了承してくれました。 かぁいい圭一くんが見られる!とレナが心の中でガッツポーズしてたのは内緒です……。 それでね。その後はみんなで下校して、そのまま魅ぃちゃんのお家で遊ぶことになったの。 普段は全員で魅ぃちゃん家に行くことなんてめったにないんだけど、圭一くんが赤ちゃんになるところを見たかったのかな? 梨花ちゃんと沙都子ちゃんも一緒に遊ぶことになったんだ。 レナもそうだけど、あの二人も結構サドっぽいとこあるんだよね~♪ はぅ~、イジメっ子幼女かぁいいよぅ♪ ドS幼女かぁいいかぁいいかぁいい……♪ あ……うん、それでね。 まあめずらしく魅ぃちゃん家でみんなでトランプをしたり、あの広いお庭を散歩がてらに遊んだり……って、これじゃあ普段の部活と一緒かな? まあおもしろかったらなんでもいいよね。 そうして楽しく、五人で園崎のおうちで遊んだの。 ……沙都子ちゃんが一番楽しそうだったかな? 理由は言わずもがな、だよね♪ あ……もちろんその間、圭一くんは赤ちゃん言葉だよ? ばぶばぶ~って言うの♪ 具体的にどんなふうに喋ってたかは、彼の名誉を尊重して言わないでおくけど……。 とってもかぁいかったなぁ♪ 思い出すだけでも笑っちゃう♪ 圭一くんが口を開くたび、みんなクスクス笑っちゃってね? そしたら圭一くんも顔を真っ赤にして恥ずかしがって……♪ あは、あははははは♪ ふふ……だ、だからね? 圭一くん、だんだんお喋りしてくれなくなっちゃったの。 レナ達があんまりにも笑うから、拗ねちゃったんだよぉ。ツ~ンって。 今レナがいる……この和式のお部屋で遊んでたんだけどね? 圭一くんは隅っこの方に行っちゃって、一人でボソボソ、壁とお喋りを始めちゃったの。 本人はイジケてるつもりなんだろうけど……なんかもうそのいじらしい仕草もかぁいくてかぁいくて、それでまたみんなでクスクス笑いあっちゃってね♪ それで余計に圭一くんは拗ねちゃうの♪ ふ~んだって。 それを見て、さすがにレナもちょっとかわいそうになってきちゃってね……? だからレナこう言ってあげたの。 端っこで体育座りしてた圭一くんのとこまで行って、頭をナデナデしてあげながら……。 「どうしたの~?拗ねちゃったの? はぅ~かぁいそうな圭一くん……ママのお胸でいっぱいいっぱい泣いていいんだよ? ほら~おいで~♪」 って言って、慰めてあげようとしたの。 ……ほんとだよ? でも今思うと、あれは嫌味にしか聞こえなかったかなぁ……。 魅ぃちゃん達もあはははって笑ってたし。 それでね……レナがもう泣きそうになっちゃってる圭一くんを、もっともっと慰めてあげようとしたらね? 圭一くん……。 ほんとに抱きついてきちゃったの。 レナのお胸に、ガバ~ッ!って……。 レナ押し倒されちゃうのかと思ったよ。 だって圭一くんすごい力だったから……。 でもよく見ると圭一くんは、レナの……お、おっぱいのところに抱きついてたんだよぉ! お、おまけに顔をグリグリしてきちゃって……は、はぅぅぅ……! これにはレナ達もビックリしちゃったの……。 魅ぃちゃんは、『ちょ、ちょっとちょっと圭ちゃーん!それはルール違反じゃないのー! ていうかレナうらやましー!』なんて言って顔を真っ赤にしてたし。 沙都子ちゃんなんかは、『レ、レディーの胸に顔を押し付けるなんて、なんて破廉恥な男なんですのー!』なんて言ってゆで蛸みたいに怒ってた。 梨花ちゃんはあいかわらず落ち着いてて、『圭一が甘え上手な猫さんになっちゃったのです。 にゃーにゃーにゃー』って、可愛く鳴いてたかなぁ♪ レナだって普段なら、『圭一くん、こんなエッチなことしちゃダメなんだよ、だよぉ!』ってすかさずレナパンを食らわせちゃうとこなんだけど……。 その時の圭一くんね……? すっごく可愛いかったの♪ レナのお胸の中で、ママ、ママ~って鳴きながら甘えてきてね……。 そ、それがもう、か、か、か、かかかかぁいくてかぁいくて、し、ししししかたなくなっちゃってね……? それでレナのスイッチ入っちゃった。 何のって、もちろんかぁいいモードのだよ! レナは圭一くんの頭をギュ~って抱きしめて、ナデナデしながら言ってあげたの。 「は、はぅ~!け、けけけ圭一くん、か、かぁいいよぉ♪ レ、レレ、レナママのおっぱいに、い、いっぱいいっぱい甘えていいからね? ね? ほらほらほらほらはぅ~♪」 そうすると圭一くんもますます甘えてきてくれて、レナのお胸にいっぱい顔をなすりつけてくるの。 ポヨンポヨンポヨーン!って、レナのおっぱいがプルプル揺らされちゃうんだよぉ。 ちょっとくすぐったかったけど、その時のレナはもうかぁいい赤ちゃんのことで頭がいっぱい! いい子だねいい子だね~♪ってあやしながら、もうなんだかそれが圭一くんだってことも忘れてきちゃってね……? この子のためなら、もうなんでもしてあげたい~!って思うようになって……。 そしたら赤ちゃんがお願いしてきたの。 『レナママのおっぱいが飲みたいよぉ』って……。 可愛くおねだりまでしてきたんだよぉぁぁぁぁあ~も~かぁいいかぁいいか~ぁい~い~♪ もちろんレナはすぐにそのお願いを聞いてあげようとしたの。 邪魔なセーラー服なんて脱いじゃって、ブラジャーを外した生のおっぱいを近づけてあげたんだよ♪ はぁ~い、レナママのおっぱいですよ~?って、圭一くんのお顔を抱き寄せながら……飲ませてあげようとしたの。 ……でもね? そしたら魅ぃちゃん達に止められちゃった。 いくらなんでもやりすぎだって……。 こんなにかぁいい赤ちゃんなんだから、レナおっぱいくらい別にいいでしょ?って言ったんだけど、魅ぃちゃんにそもそもあんた母乳なんて出ないでしょ!って言われちゃって……。 はぅ、そういえばそうだった。 レナまだおっぱい出ないんだよね……ってガックリきちゃって……まあ、その時はそれで終わっちゃったんだ? 残念だけど……。 うん……でもそれからかなぁ……。 圭一くんがものすごく甘えんぼさんになったのは。 もう赤ちゃんみたいになっちゃった。 学校とか家とか、他の人の前ではいたって普通の圭一くんなの。 いままでどおり、ちょっとエッチだけど優しい。 それでいて男らしいところもある素敵な圭一くん♪ でも主に、部活メンバーといる時かな? 魅ぃちゃん、梨花ちゃん、沙都子ちゃん。 それにレナの前では、すっごく甘えんぼさんになっちゃうようになったの。 もう別人みたいな口調になりながら、かぁいく甘えてくるんだよぅ……♪ もちろん最初はレナ以外の三人は戸惑ってた。 いきなりあの圭一くんがこんな赤ちゃんになっちゃったんだもん。そりゃあビックリするよね。 魅ぃちゃんは甘えられたりしたらもう真っ赤になっちゃうし、沙都子ちゃんは半泣きになりながら圭一くんのおねだりから逃げまどってた。 ……梨花ちゃんだけは結構慣れてたかな? 普段から圭一くんの頭をナデナデしてあげてたもんね。 甘えてくる圭一くんにもうまいこと対応してた気がするなぁ……。 さすがオヤシロ様の巫女だよ♪ でもそのうちに、魅ぃちゃんや沙都子ちゃんもだんだん圭一くんに慣れていって……というか呆れていったのかな? まあもうどうしようもないくらいの甘えんぼさんだったし、好きにさせてあげることにしたみたい。 かくして前原圭一くんは、四人のかぁいいママを手に入れた!ってことなの。 はぅ~♪ 放課後の部活はもちろん、誰かのお家に遊びに行った時なんかはもうすっごいよ? ほら、梨花ちゃん達の家はいうまでもなく、レナや魅ぃちゃんの家もあんまり家族の人がいないでしょ? だからもう甘え放題なの! 圭一くんは可愛い声でおねだりして、レナ達に遠慮なく抱きついてきちゃうんだよ……♪ 魅ぃちゃんのおっぱいはもう母性の塊みたいな大きさだし、沙都子ちゃんだって悟史くんにはお母さんみたいに接してもん、甘えんぼの圭一くんは大喜び♪ 梨花ちゃんにしたって、むしろこういう機会を狙ってたんじゃないかってくらい圭一くんをナデナデしてあげてたし……色んな ト コ ロ を♪ そうなるともう、毎日圭一くんはママ達に甘えてくるようになっちゃってね? みんなの集まる部活も部活にならなくなっちゃって。 でっかい赤ちゃんをあやすだけの、甘やかし大会みたいになっていって……。 そんな甘甘な日々が、毎日毎日毎日続いていって……。 それで気づいたら、圭一くんはこうなっちゃってた感じ……かな? かなぁ……♪ 「クスクス……ちょっと待っててね~? いま出してあげるからね~?」 膝の上でおねだりしてくる圭一くんをなだめながら、レナはセーラー服の上着をピラっとめくりました。 全部を脱ぐ必要はないから、ほんとにちょっとだけ……左胸だけが出せるようにすると、そのままブラもペロンとめくっちゃうの。 いままでにもう、何度も何度も甘えさせてあげた……レナのおっぱい♪ それをプルンと圭一くんの目の前に出してあげます。 圭一くんが甘えてくるから、レナもドキドキしちゃってるのかな? おっぱいの先っぽがピンピンになっちゃってるよぉ……。 これじゃあまるで、圭一くんのお口に合わせてあげてるみたい……飲んでもらいたいみた……。 ムチュゥッ!!! 「ひゃん! あん……も、もう圭一くんたら、いきなり吸っちゃダメだよぉ……もう……♪」 いきなり吸い付かれちゃったので、ちょっとビックリしちゃった……♪ 最初にお口を付けると、圭一くんはおっぱいにチュウチュウと吸い付いてきました。 興奮してるのかな……? ものすごく強く吸ってきてるっていうのが、感触でわかっちゃいます。 はぅ、ちょっと痛いくらいだよぉ……もっと優しく吸って欲しいな……? だからレナはちょっぴり怒っちゃいます。 ママとしてイケナイ赤ちゃんを叱ってあげるの♪ 「ダメでしょ?女の子のおっぱいはデリケートなんだから、もっと優しく吸わないとダメ…♪」 圭一くんを優しく撫でてあげながら、レナはそのまま頭ごとギュっと抱き寄せてあげます。 左手で頭の後ろを抱いてあげながら、右手でそこをしっかり支えてあげるの……。 お母さんが赤ちゃんに授乳してあげるときの格好かな? ちょっとおっきすぎる赤ちゃんだけどね、クスクス……♪ 「ふふふ……♪ そうそう、えらいね~? ママのおっぱいはそうやって優しく……だよ?」 レナに抱かれて安心してきたのか、圭一くんはさっきよりも優しくおっぱいを吸ってくれるようになりました。 ちゅう、ちゅう、ちゅう…って。 舌をかぁいく動かしながらレナのおっぱいを飲むように吸ってくれます。 なんだか、ほんとの赤ちゃんの吸い方みたい……♪ レナまだミルクは出ないのに……圭一くんはこんなおっぱいでも、おいしいのかな? 「どう圭一くん……レナのおっぱい、おいしい? ちゅうちゅうするの好きなの……?」 レナがママみたいに聞いてあげると、圭一くんは幸せそうな顔で…コクンとうなずいてくれました。 はぅ……ほんとにかぁいい♪ ああもう、圭一くん赤ちゃんすっごくかぁいいよう……♪ レナの赤ちゃん赤ちゃん赤ちゃん……かぁいい子だよぉ……♪ 「……ね、ねぇ圭一くん。 たまにはこっちばっかりじゃなくて、こっちのおっぱいも吸ってみないかな?」 レナはもう片方のセーラー服もめくりながら、右のおっぱいも吸ってくれるようお願いしてみました。 だって両方飲んでもらいたかったから……レナのおっぱい……♪ ん……でもね? 圭一くんは首をふりふりしちゃうの。 嫌だって言ってるみたい……。 はぅ……やっぱりいつもどおり、レナのおっぱい片っぽしか飲んでくれないんだね……。 圭一くんはいつもいつも、レナの左のおっぱいしか吸ってくれません。 どっちも同じおっぱいなのに、どうして片方だけなのかな?って、ずっと疑問だったんだけど……最近それがわかったの。 最近のレナのおっぱい、圭一くんに吸われ続けたせいか……そ、そのね……? ちょ、ちょっと先っぽが……『おっきく』なっちゃってるの。 はぅ、恥ずかしいよぉ……。 ん……そ、それでね? 当然それは、圭一くんのお口がチュウチュウしちゃうからそうなっちゃうわけで……。 おまけにいっつも左のおっぱいだけ吸われちゃうから……。 つ、つまりその……は、はうぅぅぅぅ……恥ずかしいよぉ……。 今のレナのおっぱいね……左の方だけ、おっきくなっちゃってるの……。 ちょっと見たくらいじゃわからないんだけど、よく見ると左右のバランスが大分違っちゃてるの……。 片方のおっぱいのさきっぽだけ、あきらかにおっきくて……。 こんなおっぱいもう恥ずかしくて恥ずかしくて、レナ死んじゃいそうだよぉ……。 「もう……圭一くんのイジワル。 そんなにレナのおっぱい、エッチにしたいの……?」 レナはおっぱいをおいしそうに吸ってる圭一くんを、コツンと小突きます。 だってこの子は、絶対わかってやってると思うから……。 スケベな圭一くんは、ママのおっぱいをわざと片方だけエッチな形にしようとしてるんだって……わかっちゃうんだよ? もう、悪い子だよぉ……。 「圭一くんたら……レナのおっぱいこんなふうにしちゃって、責任とってくれるの……?」 色々な意味を含めながら、レナはそう聞いてみました。 そしたら圭一くんはちゅうちゅう口を動かしながらも…コクンとうなづいてくれました。 もう……ほんとに意味わかってるのかなぁ……? おっきな赤ちゃん ~レナママ~ 弐
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魅音の一族について、沙都子と梨花ちゃんに訊いてみる。 「あら、圭一さんはご存じありませんの? 興宮には魅音さんの親戚がの方がやっているお店って結構いっぱいありますのよ?」 「へー、そりゃ知らなかった。……そんなに色々あるのか?」 「えぇ、パン屋さんとか八百屋さんとかラーメン屋さんとか。他にもまだまだ、あの部活をやったおもちゃ屋さんもそうなんですのよ」 ちょっと絶句。……それは……凄いな。 「魅音の一族って何気に商才あるんじゃないのか? それだけ色々あるってのも何だか凄いよな」 「……他に、サラ金屋さんとか、地上げ屋さんとか、イメクラ屋さんとか、ソープランド屋さんとか、色々やってると言ってますです」 何だか妙な物も飛び出してきた気はするが、まぁとにかく手広いのは分かった。 「あいつに小銭を借りると妙に返却期限にうるさいのはサラ金屋の血が流れているからかー。納得」 「魅ぃにお買い物代を借りたことをコロリと忘れてしまったら、耳揃えて返さんと身売りして風呂に沈め足るどーと凄まれたのです」 ……梨花ちゃんが借金のかたに特殊な風俗店に身売り……。 ちょっといけない妄想が……。 【TIPS:Kの妄想劇場(泡姫な梨花ちゃんでハァハァ☆編)】 「お待たせしました。どうぞこちらへ」 「あ……どうも」 黒スーツに身を包んだ男に案内され、俺は建物の中を移動する。 ビジネスホテルと銭湯を足して割ったような屋内は、何というか……安っぽい高級感がいかにもというか……怪しいと感じてしまう。 まあ、ある意味ではこの独特の雰囲気が無いとその手の店に来たという気がしない気もするが……。しかし、そう考えるのはまだ俺が慣れてないからなのだろうか? 受付で指名した写真の娘は、黒髪が長くスレンダーなボディの女の子だ。整った顔立ちが堪らなく魅力的だった。 どうせこういう店なのだから、写真もプロのカメラマンが撮影して直接見た姿とは違っていたり、年齢やスリーサイズも誤魔化しまくりだというのは分かっている。分かっているつもりだが……それでもつい期待してしまうのは男の悲しい性というやつだ。 彼女のいる部屋の前までたどり着く。 俺は思わず、ごくりと唾を飲み込んだ。 「それでは、私はこれで失礼します」 男が開けた扉の中へと踏み込む。 薄暗い室内。……その奥に、彼女が……。 「梨花です。今日はよろしくなのですよ。にぱ~☆」 (…………って、な……なんだって~~っ!?) 俺は彼女の姿を見た途端、俺は驚きに目を見開いた。 だってどう考えても俺の目の前にいるのは中学生に上がったかどうか……下手すりゃ小学生なんだぜ? 確かに写真では幼い顔つきだったかなあとは思ったけど、まさかこれは……逆に年齢を若くする誤魔化しは覚悟してたけどさ……。 「……みぃ~。お客さん、固まってしまっていますのです。やっぱりボクは好みじゃないのですか? もっとお胸の大きい人の方がよかったですか?」 悲しげに鳴く(誤字ではない)少女に、俺は我に返って慌てて頭を下げる。 「いや……そうじゃないんだ。ただちょっと驚いただけなんだ。気を悪くしたならごめん」 いやしかし、でもなあ……さすがにこれは……。俺、別にロリコンじゃないし……。 俺は改めて彼女を眺めてみる。 確かに……幼くとも顔立ちは整っている。将来はきっと美人になるだろうな。長く艶やかな黒髪がまた魅力的というか……。 うーむ、若々しいという意味ではありか……。そのちっちゃなお口で……ペロペロと俺の物を舐めてもらうのもそれはそれでそそるかも……ってえっ!? 何を考えてやがるんだ俺は? 薄い黒のランジェリーに覆われた体へと目を向けても全然興奮なんて……くぅ、幼女のくせに黒というチョイスがまた育ってない体とミスマッチでありながらそれ故に背徳感というかそういうのをそそるなあ。 いやいや、だからそうじゃなくて……目の前にいる少女は青い果実だぞ? 胸なんてまだまだようやく膨らみ始めたかどうかだぞ? そんな胸をむちゃくちゃに嬲り回すとか、黒レースの下着から伸びる白くて細い脚に興奮するなんて、男として……ごくり。 あ……青い果実を……思うままに貪って……そんな……あの小さな体に俺のものを? 流石にそれはまずいだろう……じゅるり、ハァハァ☆ う……うぅむ……やっぱり……もう俺、ロリコンでもいいかも知れない☆ 「みぃ~?」 小首を傾げる彼女を見詰める。小鳥のようなその仕草は実に愛らしかった。 「…………可愛い……」 「みぃっ!?」 ふと漏らした俺の声に、彼女が少し驚いた表情を浮かべる。 それに気付いて、俺は何を口走っているのだと顔を赤くする。薄暗がりで彼女からはよく見えないかも知れないけれど、俺は自分の顔が熱くなるのを自覚する。 「あ……ありがとうなのですよ。にぱ~☆」 けれど、彼女は嬉しそうに笑ってくれた。若干、照れくさそうだったけれどでも少なくとも不愉快には思ってないらしい。その顔が愛らしくて、俺もつられて微笑む。 「では、準備するのですよ」 そう言って彼女は浴槽に向かい、蛇口を捻る。 客が部屋に来てから準備するなよと苛立つ客は割と多いかも知れない。だがそれは違うと俺は思う。確かに高額な料金を払っている以上、一分一秒が惜しいという気持ちも分かる。だがそんなことで余裕を失い、この時間の楽しみを損なうのもどうか? たいがい、服を脱いで少し会話する程度で湯船にお湯は溜まるのだ。ならばその時間を彼女らとの語らいやあるいは焦らしだと割り切って楽しんだ方が遙かにいいと思うのだが。 って……いかんいかん、ストーリーに戻らねば。 「それじゃあ、服はどこに脱げばいいんだ?」 「みぃ? いいのですよ。ボクが脱ぎ脱ぎしてあげますのです」 「そうなのか? ありがとう」 そして俺はその場で立ったまま、浴槽から戻ってきた彼女に服を脱がせて貰う。ちょっとした王様気分というか、そんな感じが心地いい。 決して辿々しくはないけれど、慣れた手付きでもない様子で、彼女は俺の服を脱がせた。シャツとズボンを丁寧に折り畳んで近くの籠の中に入れていく。 そして俺のトランクスも……。 彼女の細い指が俺の腰に触れ、そして顔が俺のオットセイ☆に一瞬近付く。照れくさいような、それでいて何とも抗いがたい熱情が湧き上がり、ぴくりと俺のオットセイ☆が少し震えた。 これを彼女に頼むのもちょっとおかしな気がしたので、残った靴下は自分で脱ぐことにした。彼女がしたように、見苦しくないようにまとめて籠の中に入れる。 振り返ると、彼女がランジェリーを脱ぐところだった。 こちらに背を向けて、黒いそれを頭から脱いでいく。そして腰に手を当てて、するすると同じく黒のレースのパンティを脱いでいく。少し前屈みになり、こちらにお尻を突き出した格好が俺の胸を高鳴らせる。 俺はその光景に見とれた。 「みー、シャワーを浴びるのですよ」 彼女がこちらに振り返ってきて、俺は我に返る。 俺は頷いて彼女の後ろに続き、シャワーの区画へと向かった。 「こちらにどうぞなのです」 彼女に促されるまま、俺は凹型の椅子に座る。 俺の目の前で彼女はシャワーのお湯の加減を確認し、そして俺の体にお湯を掛けていく。湯加減は丁度よかった。 少女の白く細い裸体に俺の視線は釘付けになる。淡く膨らんだ双丘の中央に色付く桜色の乳首が美しい。 更に、彼女の秘部に視線を向けるとそこはつるんつるんの無毛だった。ガチで幼女だった。だが今の俺はそんなこと気にしない。むしろ全然OK。ビバ無毛っ☆ 毛なんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのですよっ!! 自然と俺のものは硬く膨らんでいった。 「ごしごしなのです~☆」 彼女の小さな手が俺の手に触れ、そして俺の胸を愛撫する。それだけでも気持ちいいというのに……分かっていたし、期待もしていたけれど、彼女は俺の硬くなったオットセイ☆にも指を絡めてくる。 すっかり敏感になったオットセイ☆はびくりと悦びに震えた。指が細やかに絡み付き、柔らかくしごいてくるその感触が堪らない。 痺れるような疼きと快感が俺の脳髄に駆け上ってくる。 脈打つ俺のものを梨花ちゃんは念入りに粗い、そして体中の泡をシャワーで洗い流す。 「それでは、お風呂の中にどうぞなのです」 「ああ」 俺はすっかりお湯が貯まった浴槽に肩までつかる。 「お湯加減はどうですか?」 「ああ、丁度いいよ」 「そうですか、それではこちらをどうぞなのです」 俺は頷いて、彼女からうがい薬を受け取る。彼女が体を洗う姿を眺めながら、俺はうがいした。 浴槽の脇に薬を吐き出し、俺は風呂の中で彼女を待つ。いや、しかし本当にいい湯だ。何だかほっとする。 やがて、体を洗い終わった彼女がこちらに向かってくる。髪が濡れないように輪ゴムで纏めているけれど、そうなるとうなじがまた妙に色っぽかったりした。幼女のはずなのだが、そこは大人の色気も微妙に混じっていたような気がする。 ふと俺達は互いに見つめ合う。 こんなお店だからすることは分かっているのに、何だか気恥ずかしくて、俺達は笑う。 「お客さんはどんなタイプの女の子が好みなのですか?」 「決まってるじゃないか、梨花ちゃんみたいな子だよ。だから指名させて貰ったんだし」 「みー。でもボクはお胸が小さいのですよ?」 「……気にしなくていいって。小さい胸の梨花ちゃんも素敵だよ。それに勿論、大きくなってもだ」 「……みぃ。本当に大きくなってくれるのでしょうか?」 「なるさ、きっとな」 自分の胸を見下ろし、そして淡い膨らみを揉む彼女を俺は可愛く思う。 それからしばらくたわいもない会話をして、俺達は浴槽から出た。 タオルで体を拭いて、ベッドへと向かう。 ベッドに腰掛けると、隣に梨花ちゃんも座る。 「お客さんはどういうのがお好みなのですか? ボクが攻めますか? それとも……」 あー、そういやあまり考えてなかったなあ。 どうしよう? 俺はしばし虚空を見上げる。 「うーん、それじゃあさ、最初は俺が受けにまわるよ。適当なところで梨花ちゃんを攻めさせて貰う。それでいいか?」 「みー、分かったのですよ。それでは横になって下さいなのです」 俺が頷いてベッドの上に横になると、彼女は上に覆い被さってきた。彼女の体が俺の体に重なり、滑らかな肌から温もりが伝わってくる。 彼女が再び髪を解くと、その細く艶やかな髪が俺の胸の上を流れた。 彼女の唇が俺の唇に近付いてくる。 俺は彼女を抱き締めながら、その唇に応じた。 目を瞑って優しく唇を押し付ける。彼女の唇は小さくても、やはり柔らかかった。 優しく彼女の背中を撫でると、ぴくりと俺の腕の中で彼女は身悶えした。背中が弱いのかも知れない。 舌を少しから目会った後、彼女は俺の唇から離れた。首筋からゆっくりと、何度か俺の体にキスをしながら下っていく。 その動作に従って彼女の髪が俺の体の上を流れ、愛撫した。 仔猫を連想させるような仕草で、彼女が俺の乳首を舌で愛撫する。ピンク色の舌が俺の肌を這う光景は、見たことがない訳じゃないけれど、どこか非現実的だった。しかもこんな少女がというのは……。 むくりと起きあがったオットセイ☆の先が彼女の太股や下腹に当たる。その感触が貯まらなく俺の欲望を滾らせてくる。 一旦彼女は上半身を起こし、ベッドの下の方へと大きく移動した。そして俺のオットセイ☆にまた指を絡め、顔を近づけていく。 「あ……あのさ」 「みぃ?」 俺は思わずそこで彼女を止めてしまった。 「……どうかしたのですか?」 ぱちくりと瞬きして疑問符を浮かべてくる少女に、俺は頬を掻く。 「いや……その……さ。無理にとは言わないけど……もしよかったらでいいけどさ」 「みー?」 緊張する。 けれど、欲望は止められなかった。 「……あの……ちょっとでいい。梨花ちゃんの髪をさ……その、一緒に使ってくれないか?」 つまりは、髪コキをして欲しいと……。 そんな性癖は無かったつもりだけれど、彼女の細い髪が俺を愛撫する度に、その感触に心地よさを感じてしまった。その感触に欲情が膨らんだ。 「分かってる。俺もまだ出すことはないけど、それでも洗うのが大変だっていうのは分かってるけど……。だから、もしもいいならって……別に、困らせるつもりはないんだ」 こんなこと胃って嫌われやしないか……どうせ俺達は客と泡姫だというのは分かっているけれど、それでも引かれるのはちょっと恐かった。どうせなら、最後まで楽しくこの時間を過ごしたかったから。 「みー。お客さんは変態さんなのです。……でも、ちょっとだけならいいのですよ? にぱ~☆」 でも、くすりと梨花ちゃんは笑ってくれた。 俺はほっと胸をなで下ろす。 「でも本当にちょっとだけなのですよ? 実はボクもよく分からないのです」 「あ……そうなんだ。いや、俺もよく知らないんだけどさ。とにかく、俺のに少し巻き付けてくれればそれでいいよ」 「分かったのですよ」 そして梨花ちゃんは俺のものにその長い髪を巻き付けていった。 ああ、思った通りだ。滑らかな髪の感触が堪らなく気持ちいい。 「んっ……んむっ……はふっ」 ちろちろと梨花ちゃんが俺のものの先を舐め回しながら、髪を巻いた竿を扱く。細やかな髪の刺激は余すところなく性感を責め立ててくるようだった。 彼女の舌先が俺の先を転がすたびに、俺のものは悦びに打ち震えた。 彼女が俺のものを口に含む。その光景は期待以上に背徳的で、俺の劣情を刺激した。軽く当たる歯の感触が、夢ではなく現実だと訴えてくるのが信じられない。 「んくっ……んんっ……ふぅっ」 梨花ちゃんが首を上下に振る。 堪らない……本当に気持ちよくて堪らない。思わず彼女の頭を掴んで、そのまま無理矢理……このまま腰を振りたいくらいだ。ぎりぎりの理性でそれを押し止めるけれど。 ああ……でももうやっぱり無理だ。これ以上は我慢出来ない。 一旦彼女が俺のものから口を離したそのときに、俺は声を掛ける。 「あのさ……次は俺が梨花ちゃんを好きにしたいんだけど……いいか?」 「いいのですよ。それじゃあ、今度はボクが下になるのです」 そして俺達は上下逆になった。 俺の下に小柄で未成熟な肉体が横たわる。こんなお店にいるのだから、今更汚れを知らないだとかそんな夢を本気で見ている訳じゃない。けれど、それでも幼い体を自分の欲望で汚せるという背徳感はまるで萎えることはない。 俺はまず、彼女の胸に手を当てた。 触れるとその膨らみはまだまだ硬く、それが蕾であることを訴えてくる。無理矢理揉みしだいたりはせず、円を描くように、触れるか触れないかの力加減で愛撫する。 「…………みぃ」 手の平に広がる仄かな温もりの中で、彼女の乳首が切なく尖ってきた。その小さなしこりを中心に、転がすように愛撫を続ける。 自然と俺の息が荒くなってくる。 もっと……もっとだ。もっとこの少女の胸を弄びたい。味わいたい。 俺は彼女の胸に顔を近づけていった。 右の胸の乳首に舌先を当てる。その感触が堪らなく愛おしく、同時に食いちぎりたいとか凶暴な感情も刺激してくる。 「はっ……ふぁっ……」 顔を近づけたことから、石けんの匂いと共に彼女の匂いが俺の嗅覚を刺激してくる。それもまた更に俺の欲情を高めていく。 理性を失ってはいないけれど、いっそ本能の赴くままに目の前の幼女を食い散らかしたいたいと思ってしまう。 そして俺は少女の胸を貪り続ける。 ……ふと、彼女の体が一瞬強張った気がした。 本能が俺を急かしてくる。早く……早くしろと。早く何をしろというのかも分かっている。 俺は名残惜しいものを感じながら彼女の胸から顔を離した。 そして彼女が俺にそうしたように、俺も彼女の秘部へと顔を近づけていく。 俺は少女の細い太股の間に下を伸ばした。 「みぃっ」 仄かに彼女の体が震える。彼女の小さな入り口は、それこそ俺が口を開けばまるまる含めそうなくらいだった。 肉の薄い膣の縁を舌でなぞる。 そして唾液でまみれた彼女の秘部を吸い、また舌で中をほじくるように舐める。 「みっ……うぁっ……あぁっ……んっ」 薄く……けれど確かに彼女の秘部が開いてくる。 俺は夢中で彼女を味わう。 彼女の黄色い鳴き声をもっと聞いてみたい。彼女の温もりを感じたい。そうだよ、彼女と一つになりたい。 少女の秘部と激しくキスを交わしながら、俺はもう欲求を抑えるのが限界だった。 彼女の秘部から顔を離す。 「……くす。……挿れたいのですか?」 どこかしら妖艶な色がその瞳に宿っていたのを見たのは気のせいだったのだろうか? けれど、兎にも角にも俺は頷いた。 「それじゃあ、ちょっとだけ待つのですよ?」 そう言って彼女はベッドの脇に備えられたキャビネットからコンドームを取り出した。 ぴりぴりと袋を破いて中身を取り出し、いきり立った俺のオットセイ☆に被せてくる。 彼女の指がしごくように竿を下っていく感触にすら、俺は悦びを見出す。 「それじゃあ、いくぜ?」 「みー。どうぞなのですよ」 再びベッドの上に横になり、微笑む彼女を俺は見下ろす。そして自分のものを彼女の入り口へと入れていく。 幼い入り口は若干の抵抗を見せながらも俺のものを受け入れていく。うあ……こいつは……締まりがどうかというだけがよさじゃないって分かるけど……さすがにこの締め付けは堪らねえぜ。 けれどそれを喜ばしいと言わんばかりに、俺のものもまた強くその締め付けに抵抗する。 結合部を見ると、確かに俺にものは少女の中に埋まっていた。 「……はぁっ……はぁっ」 俺は熱っぽい息を吐きながら腰を振り始める。 抉るようにいきり立ったもので彼女を何度も突き立てていく。 性徴の色がほとんど見られない少女と……禁忌を犯しているという背徳感がどこまでも劣情を高めていく。 こんな感情に虜になってはいけないと思いながらも、抗うことが出来ない。 「うぁっ……はぁん……んっ……んんっ」 演技かどうかなんて知らない。けれど俺の下で目を瞑り、そして喘ぐ少女に俺は素直に興奮する。どこまでも流されていく。 じっくりと高まってくる性感が焦れったくて、そしてありがたい。すぐに達しようものなら、俺はきっと満足出来ないだろうから。 コンドーム越しだというのは分かっている。けれど、節くれ立った部分で彼女の中を引っかけるたびにそれが抵抗となるのが、まるで彼女が俺を放すまいとしているようで……直接彼女と繋がっているかのような錯覚を味わう。 「ああぁっ……みぃっ……んぁっ……ふぁあっ」 少女の甘く熱っぽい声というのは、どうしてこうも雄の本能を刺激するのだろう? どう考えても、女はそのためにそういう声を出しているとしか思えない。 俺はぐっと歯を食いしばり、同時にいきり立ったものの根本にも力を込める。 絡み付くような少女の膣内の感覚に、俺の頭はとっくに理性を失っている。獣のように快楽だけを求めていく。 気持ちいい……最高に気持ちいい。 「すご…………ボク……あぁ……ボク……ボクは……はぁっ」 一体何回彼女を突いているのかなんて分からない。 飽きることなく俺は彼女の膣内を掻き回す。ともすれば少女を壊してしまいかねないほどに。 じわじわと限界を超えてくる射精感に、俺は顔を歪めた。 早く欲望のすべてを吐き出して最高の快楽を味わいたいという思いと、いつまでもこの快感を味わっていたいという矛盾した思いが俺の中をぐちゃぐちゃにする。 「みぃっ……みぃっ……んぁっ……あぁっ」 俺は力の限り激しく腰を少女に打ち付けた。 「くぁっ……はっ……あっ」 軽く呻きながら、俺はそのときを迎えた。 煮えたぎった欲望が彼女の中で吐き出されていく。しかしそれでも俺は貪欲に彼女の奥へ奥へと自分のものを挿し込み続けていく。 「くすくす……そんなに気持ちよかったのですか?」 上気した顔で彼女が俺に訊いてくる。色っぽい。 俺は頷いて彼女の唇に俺の唇を重ねた。 軽くキスを交わして、俺は唇を離す。 「……ボクも気持ちよかったのですよ☆ にぱ~☆」 俺も少女に微笑み返す。 そして俺は彼女の隣に横たわり、彼女を抱き締めた。 「――少女を抱き締めながら、やがて俺は再びオットセイ☆に熱が篭もるのを……うぇへへへへへ~~☆」 あ、やべ。鼻血~☆ ……って、あれ? どうしたんだよ梨花ちゃんに沙都子? なんかやけに顔が赤いぞ? 「と、……とと……富田。僕もう……我慢が……古手にあんなのって……凄すぎるよ」 「いや岡村? そこは興奮するところじゃなくて、前原さんに怒るべきだと思うよ?」 「わわ……分かってるよ。勿論じゃないか」 ちょっと離れたところから、富田君と岡村君の声が聞こえてきて……そっちを見ると、二人とも鼻血を流しているし……あれれ? ひょっとして……俺、また口が滑った? というか、どれくらい喋っていたんでしょうか? 俺の頭から血の気が引く。教室中の視線が痛い。 恐る恐るもう一度梨花ちゃんに視線を向ける。今度は顔を赤らめながらもイイ笑顔だった。 「圭一」 「はっ……はい。何でしょう梨花ちゃん?」 俺はもう冷や汗だらだらだった。 “ロリコンは死ねなのです☆” 「ひいいいぃぃぃぃぃ~~~~~~っ!?」 やや、やっぱりかあああぁぁ~~っ!? 俺の馬鹿ああぁぁ~~っ!! 「圭一さんは破廉恥でしてよおおおおぉぉぉぉ~~~~~~~っ!!」 「ぎゃぎゃ……んぎゃああああぁぁぁぁぁ~~~~~っ!!??」 俺は悲鳴を上げ……それから沙都子にどんなものすさまじいトラップを喰らったのかは知らないが、とにかく意識を失った。 ひょっとしたらこれで俺死んだかも? がくり。 これを読んだあなた、どうか私の迂闊な癖を治す方法を教えて下さい。それだけが私の望みです。 ―END― -